文系の大学院への進学を考えていたのですが、大変参考になりました。物語の始まりと結末が綺麗につながっているようなのがとてもすばらしかった。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(126文字)
予算不足&不安定な労働契約、日本の研究環境の悪さを改めて知ることができます。主人公をめちゃめちゃ応援したくなりますね……また理系の修士→博士の過程を見学できるのもおもしろい。文章は淡々としながら…続きを読む
k大理学部生です。超電導など、物性の研究をしたいと思っています。この小説は、たまたまネットで見つけたのですが、一気に読み切ってしまいました。ところどころに現れる、格言が心にしみました。実験か理論か…続きを読む
浮世離れしているように見える象牙の塔も、内実はそうでもない。いかに予算を獲得できるかが、優秀な研究者で居続ける要件だ。文科省の政策で「役に立たない」分野の研究費は削減傾向にあり、少子化とも相ま…続きを読む
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