将来の自分をみているみたいでした

 k大理学部生です。超電導など、物性の研究をしたいと思っています。この小説は、たまたまネットで見つけたのですが、一気に読み切ってしまいました。ところどころに現れる、格言が心にしみました。実験か理論かもまだ決めていないのですが、理論を選んだ時の自分の将来を具体的に考えるための一つの素材になりました。
 主人公の博士課程での研究内容について、修士課程に比べて、ほとんど触れられていなかったのは、ちょっと残念でしたが、一般向けにはこれで良いと思います。