ドラゴソクエスト
カラバコ
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王様「勇者よ、ドラゴソを倒してくれ」
勇者「はい」
王様「よくぞ言ってくれた、オイ使用人」
使用人「はい」
王様「お前も一緒にいけ」
使用人「え?」
王様「勇者の旅をサポートしなさい」
使用人「いやぁ、自分あんまり運動神経とか良くないんですぐしにますよ」
王様「それでいい」
使用人「・・・はい」
王様「よしでは、グッドラッグ」
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使用人「勇者さん」
勇者「はい、何ですか?」
使用人「あ、豚が飛んでる!」
勇者「えっ、どこどこ!?」(ワクワク)
使用人「(さらばっ)」<ダッダッ>
使用人「ふぅーあぶねぇ危うくお国のために死ぬとこだったぜ」
勇者「ねぇ騎士さん、豚とんでなかった?」
騎士「すごい形相で走ってた使用人なら見たぞ」
使用人「さぁーて脱国しだ、と、その前に」
使用人「ガチャ、ママ俺脱国するからパパにヨロ」
母「私はあなたの味方だからね(泣)」
使用人「ママ・・・」
母「今だ」
兵士「!!」<ザッ>
使用人「げわぁぁああ!!手遅れだったか!Bダッシュ」<ダッダッ>
勇者「仕方ない、一人で行くか(ブタちゃん・・・ウルウル)」
王様「あれアイツは?」
勇者「消えました」
王様「こしゃくぅー」
王様「まぁいい、だったらやり方を変えるまで」
王様「お前は予定通りドラゴソ討伐に向かえ」
勇者「ハッ」<ザッザッ>
王様「フォルテ」
?「はい、いかに」
王様「プランBだ」
?「ハッ、承知ました」
使用人「俺の人生オワタァアアアア!!」(猛ダッシュ)
一方その頃
ネコ王「ドラゴンは今どこに?」
親兵「現在上空に、戦況は兵400ほど壊滅、ドラゴンはダメージ、0です。」
ネコ王「クソッ、続けて城を死守しろ」
親兵「ハッ」
ドラゴンは神出鬼没、戦うのも難しい、硬い鱗は矢は全く効かず大砲さえ凌ぐ
そして攻撃力は9999!!必死
ネコ王「竜神族め、あんなものが神だと?」
ネコ王「シャム」
シャム猫族「はい、今に来ます」
コンコン
ネコ王「(ニヤッ)入れ」
???「参りました王よ」
ネコ王「さて、神殺しも来たところで、後の祭りと行きますか」
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兵士「うおおおお!!」
兵士「来るぞー!」
兵士「撃ち込めーーー!」
兵士「守れ!」
兵士「ニャーー!!」
ドラゴソ「500,1000,1500,,,,4000か」
ドタゴソ「ご冥福」
ドラゴンの尻尾が城めがけて振り切られる
ドォゴン!!!
ドラゴソ「おっ、防がれたか」
兵士「逃げたぞ!」
ドラゴソ「これあげる」
ドラゴソが火を噴く
ジュワッ
兵士「火、火ぃぃいいいいいい!」
ザクッ!!277!!
ドラゴソにダメージが入った
ドラゴソ「なにやつ!?」
???「・・・」
ドラゴソ「不気味・・・!?」
黒いマントを纏った黒い牙と爪
???「マーオ」
ザクッー! 788!!
ドラゴソ「ヌゥ・・・」
その頃
?「いったぞ」
使用人「すまん、ありがとう ケメン」
ケメン「んでどーすんだお前、もう手配されてっぞ報酬5万セダだってよ」
使用人「まぁー、ドラゴン倒すか逃げるかなら逃げたほうが行きれるっしょ」
ケメン「ハッ、俺ならおとなしく旅してそれなりに戦って死ぬなぁ」<イケぇェ>
使用人「へっ、お前らしいな、さて行くわ助かったぜ、じゃあなケメン」
ケメン「あぁ、頑張れよ」
シーフ「・・・(アイツ5万セダか)」
--------------
勇者「ネ国か、20分かな」
騎士「はい、現在ネ国で戦闘中とのこと」
勇者「行ってくる」<ザッ>
騎士等「・・・」<ザッ>
騎士たちが頭と身体を伏せる
----------------
ドラゴソ「そこそこやるようだな」<バキバキ>
全身の鱗が逆立つ
ドラゴソ「帰るか」
ドラゴソは力をためて破壊光線を放つ
???「うっ!ぐぅ」
兵士「あわ・・」<シュ!>
兵士たちはチリと化した
???「まだ」
???「あぁ」
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竜人「さて、神が参られる、皆、儀式を」
ババッ
台座の周りを囲むようにして白装束達は座り祈る
空は嵐模様、しとしとと雨が降る、ピカッと雷鳴が轟く
雨が止み雲が渦巻く
竜人「来たり」
ドラゴソは雲からぬるりと降りてきた
ドラゴソ「ただいまんもす」
白装束「・・・・」
祈祷師が供え物を置く
ドラゴソ「さてじゃあ寝るかね」
ドラゴンの一言を期に皆一斉に祈り始める
「アークラヘース、マーレヌシーへレスタ・・・」
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勇者「遅かったか」
ネコ王「手痛くやられた」
勇者「参戦に遅れて申し訳ない」
ネコ王「いや、こちらも手を打ったがどちらにせよ逃げられた」
ネコ王「勝てるか?勇者」
勇者「条件が揃えば、ですが」
勇者「竜人とはどうですか?」
ネコ王「神のご意思がとかしか言ってくれん」
勇者「そうですか、和解・・・せめて話し合えれば・・」
ネコ王「フンッ、救援ご苦労だった、休まれい」
勇者「ありがとうございます、パーティーを探しているので失礼します」
ネコ王「どういう、気分なんだろうな・・」
-------------
その頃
使用人「やっと出れたー!自由だー!涙が出る!」
使用人「さて。一人旅か…」
使用人「どこへ行こうかな、神様のウンコ、の味はトマト、のにつけ、と」
使用人「やっぱグンマーが一番いいかなー、よいしょ、じゃ行きますか」
シーフ「・・・。(グンマー?)」
使用人「グンマーへはこっちの道か」
使用人「・・・」<ザッザッ>
シーフ「・・・」<サッサッ>
使用人「この横道をこっちか」
使用人「んでこの道をあっちで」
使用人「そこをここうこう」
シーフ「(なんだ!急に道が複雑に!見失う!)」<サッサッサッ!!>
ガシィ!!
シーフ「うっ!!」
使用人「てめぇ誰だぁ?」
シーフ「離せ!!」
使用人「さっきから柱やらゴミ箱からチラチラ見てんのバレバレなんだよ!」
シーフ「くっ、不覚!!」
使用人「何の用だ、てか女かお前」
使用人「ちょっとこっちこい」
シーフ「ぃやっやめろ!」
シーフ「あっ❤ちょっやめ、う❤、そこは!」
使用人「ゔ!!」(パオーン)
使用人「なんて声出しやがる、ただ拘束しただけなのに」
使用人「それと俺の財布盗んだのおめーかよ!!」
シーフ「おっおっ落ちてた!」
使用人「拾ってくれてありがとさん!じゃあ抜いた金はどこに隠した?」
シーフ「落とした!」
使用人「バカか!んな嘘に引っかかるかよっ」
使用人「どこだ~?」<ゴソゴソ、コチョコチョ>
シーフ「アハッ!ちょ、くすぐったイヒ!ヒヒヒヒヒヒヒ、ウヒヒヒヒヒヒ」
シーフ「やめて!返す!返すから!」
使用人「じゃさっさと出しな~」
シーフ「手、手が」
使用人「・・・」<ゴソゴソ>
シーフ「あ、あっち見てろ!」
使用人「は?逃げるだろお前」
シーフ「くっ、じゃ、じゃああんま見るなよ!」
使用人「はいはい」
シーフ「・・・」<クルッ カチャカチャ ゴソゴソ あん❤ ヌキッ>
シーフ「はいっ!」<バサッ>
使用人「あっどうも」
使用人「・・・」<ス スンスン クンカクンカ>
シーフ「嗅ぐな!!」
ドゴォ!!
使用人「はぁ・・・じゃあ俺はもう行くよ、こういうの危ねーからやめとけよ?」
シーフ「あっ」
使用人「ん?」
シーフ「君、罪人なんだろ?」
使用人「まーな、だからすぐにでもここを離れね~と」
シーフ「自首しない?」
使用人「そしたら俺はドラゴソかそこら辺のモンスターに殺されるんでね、無理だ」
シーフ「どうしても?」<キラキラ>
使用人「うっ!!(愛くるしい!!)や、何なんだよ急に!」
シーフ「僕のお母さんが・・・病気なんだ・・・」
使用人「あぁ・・(そういう事か)」
シーフ「5万セダなんて僕が一生頑張っても手に入らない・・・」
シーフ「だから僕はっ!」<チャキッ!!>
シーフ「どうしても君を捕まえなきゃならないんだ!!」<ッザッ!>
メリッ!!
使用人「痛って!!」
シーフ「クッ浅かったか!」<バッ!>
ガシッ!!
使用人「いや待て!!考え直せ!お前の母さんはそんな救われ方で喜ぶのか?」
使用人「それとバターナイフじゃ人は殺せねぇ!!」
ガクッ
シーフ「うゔ!」<ボロボロ>
シーフ「お母さん・・・チャンスだと思ったんだ・・・」
シーフ「うぅーえっぐ」
使用人「まぁ、気持ちはわからんでもない」
使用人「で、いくらかかるんだ?」
シーフ「うぅ、分からない、でも薬を飲まないと死ぬって」
使用人「そうか・・・(聞かなきゃよかった、何やってんだ俺・・)」
使用人「じゃ、この金で少しの足しにでもしてくれ」<サッ>
使用人「(多分この程度の金じゃ焼け石に水だろうな・・)」
シーフ「・・ありが・・とう・・」
使用人「・・・(感謝してる顔じゃねぇ、絶望してる顔だ・・)」
使用人「・・・(クソッなんでこんな胸糞悪ぃの見なきゃいけねぇんだ・・」
ドラゴソクエスト カラバコ @vnbkbmw
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