4 けっちゃく
ツチノコさんの目が大きく見開かれます。呼吸が少し乱れて、引いたカードとぼくの顔を一瞬見比べました。そのことで、ジョーカーに細工がされていたことを、ぼくは改めて確認することができました。
――違和感を感じたのはいつからでしょう。
それを感じたタイミングはいくつもあり、積み重なっていったときにつながった。もっとも正しい表現をすればこんなところでしょうか。
最初におかしいな、と思ったのは、ジャック、クイーン、キングの排除です。ツチノコさんの理屈では、文字の読めないフレンズたちにとって、三種類の文字札の区別が難しいということでした。確かに、アライさんやサーバルちゃんの様子を見る限り、その指摘は正しいように思えます。
しかし、一回目のゲーム開始直後の手札整理の際――ツチノコさん、助手さんの二人は、それぞれジャックとキングのペアを難なく作って場に捨てていました。
おそらく無意識だったのだと思います。ツチノコさんと助手さん自身、そのことに気が付いていないのではないでしょうか。だからこそ、のちに齟齬が生じることになるとは思わず、また、挙動をそこまで細かくチェックされることになるとは思わず、警戒が手薄になってしまった。このミスがあったからこそ、ぼくはツチノコさんの発言の違和感に気が付けました。
それでも、ツチノコさんの発言には一理あります。実際に、アライさんやサーバルちゃんには文字札の認識が難しいことが確認されているからです。しかし、そうであれば、後ろに立っているフレンズがアシストすればいいだけのことでした。例えば、この第二回の円卓では、確実に文字札を読めないのはサーバルちゃんだけのはずなので、後ろに助手さんをつけて、ペアができている時だけ声をかければそれで十分のはずです。
とすれば、この措置は何のためでしょうか? 手札を減らすため? いえ、手札を減らしたからといって有利になるとは限りません。
そのとき、一つの想像が閃きます。声をかけてアシストすれば足りるのに、そうできないのではないか? つまり、声をかけられない――あるいはかけてはいけないフレンズのために、文字札を省いたのではないか?
ここまで考えたとき、もう一つ気になることを思い出しました。
カレーライスを運んできたときのことです。ここにいるのは、ぼく、サーバルちゃん、ツチノコさん、トキさん、アルパカさん、博士さん、助手さん、アライさん、フェネックさん、タイリクオオカミさんの十人でした。ぼくは二人分持ってきて、必要なのは残り八つ。ぼく、サーバルちゃん、トキさんが炊事場に取りに行くと申し出たとき、アライさんが手をあげ、同時に、アルパカさんが手をあげました。その時の表現が引っ掛かったのです。
「んじゃぁ、私も行かなきゃねー……ああー、いや、やっぱりいいかなぁ~」
そう。あの時、アルパカさんは「私も行かなきゃ」と言ったのです。アライさんが手をあげた時点で、それぞれが両手にカレーライスを持てば八人分をまかなえるにもかかわらず、「行かなきゃ」ならない、と。
これが例えばフェネックさんなら、「アライさんが行くなら私も行く」等の意味にも取れました。しかし、アルパカさんの「行かなきゃ」はニュアンスがまるで異なります。
十人分のカレーライスがまかなえているにもかかわらず、行かなければいけないとするのであれば。ぼくの推理は飛躍しました。この空間には十一人目がいるのではないか? そしてそれこそが、「声をかけてはならないフレンズ」なのではないか、と。
もしそうであれば、アルパカさんの発言も頷けます。人数を気にするのは、『かふぇ』で客商売をやっているためのクセでしょう。
また、カレーライス二人分を手にもって運んでいくとき、閉まっていたはずの玄関扉がいつの間にか開いていた、という事実もあります。サーバルちゃんが、「博士の話が長く、誰も席を立たなかった」と言っているのですから、『としょかん』の上にいた九人が下りてきた可能性はひとまず排除できます。すると、あとからやってきた人がいるはず、と考えることもできます。
そしてその十一人目。
ぼくが知っている目に見えないフレンズは、パンサーカメレオンさんです。
ぼくはその正体が判明すると同時に、たぶん断り切れなかったんだろうな、とパンサーさんの境遇に同情し、きっとおなかをすかせてるだろうから、試合が終わったらカレーライスを温めてあげようと思いました。ツチノコさんたちのフレンズ使いの荒さにも、困ったものです。
そう思ってみると、後ろにサポートのフレンズが立っている状況も、パンサーさんが身動きするときの音をカモフラージュするための方策であるとわかってきました。文字札の排除は、カードにまだ慣れていないパンサーさんの負担を軽減するためでしょう。
徹底しているのが、カード立ての存在です。トランプを手に扇形に持つと、絵柄のすべてを見ることができなくなります。数字で判別するのではなく、マークの数を数えてペアを作っているフレンズたちにとって、これは大きな負担です。後ろから見たときに、図案がすべて見えるようにするために、ツチノコさんたちは、わざわざカード立てを作らせたのです。フレンズ使いの荒さには驚かされるばかりなので、今度ビーバーさんとプレーリーさんにはジャパリまんを持っていきましょう。
さて、ぼくはここまでの推理に、ツチノコさんがジャック、クイーン、キングの排除を求めたときにたどり着いていました。
透明なフレンズがいる場でカードを把握し、イカサマをする。ぼくが考えたのは、有効札を確実に引かせ、ジョーカーを避ける方法です。
フレンズは文字札について、文字と絵柄を関連付ける、あるいは、スートと言葉の意味合いを結びつけることが困難でした。この状態で、例えばハンドサインなどによる「通し」を行うことは難しいでしょう。透明なフレンズを使い、有効札の位置を確実に知らせる方法。例えば、後ろから肩を叩く、などはどうでしょうか。
右から二番目の札をとれば自分の有効札になるのなら、右の肩を後ろから、二回、叩きます。これなら、パンサーさんには負担をかけますが、最小の労力で「通し」を行うことができ、原理もシンプルです。もちろん、全手番で通しを行っているわけではないでしょうから、要所要所でパンサーさんが指示を出しているのでしょう。それならば、パンサーさんの負担もある程度まで抑えられるでしょう。
同時に、この方法がまずいことに気が付きます。ジョーカーの位置を教える方法と、有効札の位置を教える方法を区別することが難しくなるからです。
例えば、ぼくがジョーカーを持っているという情報は、どのようにやり取りすればいいのでしょう? 肩を叩けば、有効札のサインと混ざってしまいます。背中に触れる? 背中に触れる位置と、円卓の着席位置を関連付ければ、ある程度まで確実にやり取りができるかもしれませんが、ジョーカーが動いた時の伝達が大変に面倒です。ジョーカーがすごい勢いで回されてしまえば、ジョーカーの位置サインを出すだけで時間が経ってしまい、肝心の有効札サインが回せなくなります。これでは本末転倒です。
そこで、こういう仮説を立てました。ツチノコさんたちは、ジョーカーの位置は別の方法で把握しているのではないか?
なんらかの方法によるガン付け。トランプゲームでのイカサマの歴史を勉強した時のことを思い出します。トランプの裏の模様に何か秘密がある? それとも、何か特徴的なにおいでもつけてある? フレンズたちは目や鼻が良いので、その可能性は十分にあります。
二枚のジョーカーのうち、どちらを使うかぼくに選ばせたのも、「あらため」の効果をぼくに強調したい狙いがあったのでしょうか。とすれば、どちらを選んでも変わらないようになっている――? あるいは、片方のジョーカーにはにおいが、もう片方には背面に仕掛けがあるのでしょうか?
一回目のゲーム中、みんなの警戒がおろそかになっていた時に、ぼくは二枚目のジョーカーを手中に収めておきました。もし、ツチノコさんたちが「そのつもり」ならば、ぼくも同じように臨む必要があります。二枚のジョーカーの秘密を探るとともに、何かに使えそうなときは利用する。そう考えての行動でした。
結論から言えば、ぼくの五感では、二枚のジョーカーに違いを見出すことができませんでした。
そこで、ぼくは仕掛けをしてみることにしました。二枚のジョーカーを場に出すのです。
二枚目のジョーカーをカード立てに立てるとともに、「ハートの4」の下に一枚目のジョーカーを卓下で貼り付けます。手番の回転とともにパンサーさんが動いていると想定すれば、パンサーさんの目がないタイミングは掴めますし、ゲームの序盤から、落ち着かなげにカードを扇形にもっていじり、カード立てに戻すという行為を繰り返して行っておいたので、カードを手に持っていても怪しまれないようになっていました。
貼り付けに使ったのは、つぶしたご飯粒です。つぶすと、のりのように粘着力を持つのは、さっき炊事場で発見したことでした。二枚目のジョーカーを使うと決めたときに、ツチノコさんが残したごはんも少し回収して、のり代わりに使えるようにしておきました。
仕込んだ直後にツチノコさんが引くのは、出来すぎといえば出来すぎでしたが、ツチノコさんのフードの右肩がぱふぱふと四回跳ねたので、ぼくの手札をのぞき込んで異変に気付いたパンサーさんが、焦って肩を叩いたのを、有効札のサインと勘違いしてしまったのだと思います。四回だったのは、偶然にすぎません。
このとき、ツチノコさんの反応を見て、博士と助手が瞳孔を少し見開き、タイリクオオカミさんが右眉をわずかに上げ、フェネックさんとトキさん、アルパカさんの鼻が少し膨らみました。アライさんとサーバルちゃんには反応がなく、特にサーバルちゃんは、自分の手札を真剣な目でじっと見つめているばかりです。
二枚のジョーカーの背面をさらすこの仕掛けで、ここまで誰も気が付かなかったということは、この時点で、カードの背面に何らかのガン付けを施すイカサマでなかったことが明らかになります。もし二枚ともに同じ傷をつけるなどしていたら、同じ傷のカードが二枚出てきた時点で気が付いていなければおかしく、別の傷をつけていたとしても、ぼくに選択させた以上は、どちらになってもいいように両方の特徴を覚えておいたはずで、それが両方目の前に晒されているとすれば結論は同じになります。
ということは、におい――。
ぼくの鼻にはわかりませんが、ジョーカーに何らかのにおいをつけていた。そういうことになるのでしょう。
この仕掛けには二つの目的がありました。一つは、ジョーカーに仕掛けが施されているという推理を確定させ、その仕掛けの内実を探ること。もう一つは、この時の反応で、誰がイカサマに加担しているかを探ることです。結果的に、二つ目の目論見は想像以上の成果をあげました。
同時に、一つの違和感。
ツチノコさんは、いま、「そんなことは起こり得ない」という表情をしました。
二枚のジョーカー。それに施された仕掛け。とすれば、なぜ起こり得ないのか。
このとき、ぼくの胸に、一つの疑念がきざしました。
*
――ああっ……?
オレはいまだに目の前の状況を呑み込めずにいた。
なんでジョーカーがオレの手元にある?
ひとまず、サーバルに手札を引かせ、手番を回す。
――落ち着け。まだ負けたわけじゃない。有効札サインはまだ生きているんだ。サーバルにいち早く手札を回すことができれば……。
しかし、いつからばれていた? もうパンサーのこともわかっているのか? アルパカの失言がまずかったのか? 物音を立てたりしてパンサーのことを警戒されてはいけないと思い、アルパカの失言後は、第一回のゲーム開始までオレが動かないようにそっと押さえつけていたが、手遅れだったのか……。
顔を上げると、オオカミが視線を送ってきていた。彼女は依然二枚のままで、手番はオレが引く順番になっていた。
オオカミは何度もかばんの手札に視線を送っていた。不自然なほどに。そして、視線はかばんの右端の札――つまりにおいつきジョーカーを見つめていた。
(引いて秘密を探れ、ってことか……)
オレはため息をつきながら、右端の札を取り、それが「ハートの4」であることを認めた。同時に、指に違和感を感じる。
(この札……何か「厚く」ないか?)
カード立てにひとまず刺す。上から見ると、その不自然はなおさら際立った。
(くっついているのか――)
オレはカードを手に持って、眺めているふりをしながら、そっと二枚のカードをはがす。ハートの4の裏面にびっしりとつぶれた米粒が張り付いてた。こんな使い方もできるのか。
ともあれ、これで仕掛けは割れた。オレは米粒をこそげとって、二枚目のジョーカーを卓の下に張り付ける。これで、少し粘ついてはいるが、ハートの4と、においがついた一枚目のジョーカーに状況が戻った。手が粘ついたため、カードに触れるたびに跡が残ってしまう。
しかし、この一枚目のジョーカーをいかにしてかばんのところにまで戻すか……。
サーバルを上がらせてしまえばこちらの勝ちなのだが、現状の残り枚数ではオオカミのほうが先に抜けることになるだろう。ジョーカーをサーバルに引かせた後で、かばんが引くのに希望をかけるというのは、ここまで積み上げてきたオレの気持ちが許さない。
そのとき、タイリクオオカミがサーバルの札から一枚引いてペアを作り、残り一枚になった。かばんが次の手番でその一枚を引き、オオカミの上がりが確定する。
「さて。それじゃあ私の願いを言おうか」
オオカミはにこりと微笑んだ。
「そうだな。ツチノコとかばんに、手札をすべて入れ替えてもらおうか」
「はぁ!?」
まず声を上げたのはオレだった。
「おや、いけなかったかい? 願いについて、このゲーム以外のことでなければいけない、という取り決めはなかったはずだが……」
「で、ですが」かばんが抗議した。「現にみなさん、このゲームが終わった後に、皆さんにしてもらいたいことを言ってきましたし、それに――」
「おや。手札を入れ替えるくらいの不確定要素は、あっても面白いだろう?」
「いえ、ですが、どうしてそんな願い事を」
「面白いからさ。ほかに理由が必要かい? 願い事について制限があるかどうか、まあ私からも先に聞いておけばよかったね」
遠回しに、制限について何らの確認もしなかったことを突いている。かばんは唇を噛みながら、手札をすべてオレの前に投げ出した。
そのとき、オレは今更ながら気が付いた。
(――でかした! これで直接、かばんのところにジョーカーがいく!)
オレたちは札を入れ替えて席に着く。
これで大丈夫だ。あとは「通し」を使ってサーバルの札を減らせば。そう思った瞬間、オレの背筋は凍り付いた。
かばんが笑っていたのだ。
そうして程なくして、オレの手札はみるみる減り、いつの間にか上がらされていた。
かばんの手札は2枚、サーバルの手札は1枚。
いうまでもなく、かばんの手の中にジョーカーがある。そして、今はサーバルが引く番だ。ジョーカーを引けばかばんの番に戻り、ペアを作れればサーバルの勝ちになる。まさに大詰めだった。
「うみゃみゃ……」
サーバルはいまだに悩んでいる。
オレとオオカミは、博士と助手に手を引かれ、小声で告げられる。
(オオカミ、あれは失敗だったのです)
(そうなのです。あのせいで、ツチノコは上がらされたのです)
(どういうことだ?)
(――そうか!)
オオカミが額に手を当てた。
(あれで、かばんはあの場にあるすべての札がわかるようになったんだな)
(そういうことなのです)
(はぁ!? どういうことだそりゃ)
そう言ってから気が付いた。入れ替えによって、かばんはオレの札と自分の札を知ることができる。何を送り込めばペアを作れるかを正確に把握できるのである。
同時に、今まで捨てられた札をすべて覚えて、頭の中でチェックしていたとすれば――引き算で、サーバルの手札を知ることも可能である。オレたちには無理でも、ヒトの記憶力ならばできたかもしれない。52枚から40枚に負担を減らしたのは、あまつさえオレたちなのだ。
そのうえ、オレはご飯粒を剥がした手でカードに触れていた。おそらく、それはかばんも同じことだ。もし、その時触れた位置を少しずつずらして、糊によってオレと自分の手札に簡単なガン付けを施していたとすれば――。
これで手はガラス張り。サーバルの手札からオレの有効札を運よく調達できれば、オレが何を引いても手札が減る、必中の陣形すら作ることも可能だろう。
そうして、オレはゲームから降ろされた。
「サーバルちゃん、そんなに悩まなくたっていいよ。サーバルちゃんの思うとおりに、すればいいんだ」
かばんは二枚のカードを左手に持って、ボスをつけた右腕を卓の上に乗せて身を乗り出す。
オレはそのとき、かばんの何かがおかしいと思った。
よく観察すると、具体的なところがわかってくる。第一に、帽子を深くかぶり、帽子をほんの少し右に回していたこと。深くかぶっているせいで、表情がうかがえない。いつもは顔の正面に対して左右対称になっている帽子の羽根が、少しずれていることでそれが分かった。
第二に、左手に二枚のカードを扇に持っているわけだが、親指を不自然に伸ばして、右側のカードを押さえていることだ。
一つ目の違和感の意味は掴めなかったが、二つ目はわかる。つまり、右側を引かれたくないのだ。ゆえに、右側はジョーカー。
サーバルが手を伸ばし、指で押さえていないほうを引いた。
彼女の手元には、ジョーカーが握られていた。
「――ありがとう、サーバルちゃん」
かばんはそう言うと、自分の番でペアを作って上がった。
「いつの日か、『うみ』の向こうに行ける日が来たなら――」
そうしてかばんは、自分の願いを語った。
*
思い描いていた、結末の通りになりました。
そのためには、最後に手元にジョーカーを残しておきたかったので、オオカミさんの提案は渡りに船でした。
「ツチノコさん」
最後に一つだけ確認したいことがありました。ツチノコさんはひどい険相で睨みつけながら、「あん?」と聞いてきます。
「パンサーさんは、一回目のゲームの前どこにいたんですか?」
ツチノコさんは舌打ちしました。結局、ぼくにバレているのはわかっているのか、素直に教えてくれました。
「オマエに警戒されないように、オレが押さえてたよ」
「どんなふうに?」
「手で握っていた」
「一回目のゲームの時はパンサーさんはどうしていたんですか?」
「あの時から通しをさせていた。テストが必要だったからな」
「では、パンサーさんの線はなしですね」
「おい、何の話だ?」
「こっちの話です。それで、ジョーカーの目印は、なんだったんですか?」
「……『こうざん』の花だ。かすかだけど特徴的な香りでな。そのにおいを、二枚ともにつけていた」
「そうですか」
それですっかりわかりました。
ツチノコさん。
博士さん。
助手さん。
タイリクオオカミさん。
フェネックさん。
トキさん。
アルパカさん。
この中に一人だけ――裏切り者がいます。
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