Twilight Alleyシリーズの第一話
このシリーズは色んな作者様からなる物語らしいです。
その走り出しの第一話は異世界のレストランで働く料理人のお話。
主人公は魔界の王子で料理人をしています。何故、王子が?となりますが、それは物語を読んで下さいませ。
そんな王子はタマゴが割れないが優秀な料理人。あだ名はタマちゃん。
ツンデレなタマちゃんからは職人気質のような感じで、料理も凄腕って雰囲気が伝わってきます。それも昔ながらの職人。そんな彼が恋する物語。
沢山の登場人物が出て来ますので、シリーズの始まりとして魅力的でした。
魔界の王子とは性格も立場も正反対な娘との恋愛を描いたものですが、コミカルな世界観は楽しく読み進める事が出来るでしょう。二人のやり取りにニヤニヤしてしまう甘い甘い物語。
Twilight Alleyの幕開けでございます。
複数の作家さんの短編で紡がれていく、Twilight Alley(黄昏の路地)シリーズの一遍です(という認識)。
今回はその舞台となるレストランを舞台に、メインキャラクターである魔界王子のタマちゃんが主役となった一遍。
ボリューム的には長めの短編といったところであっという間に読めてしまうのですが、問題はその後。なんか面白いんです、この世界観、このキャラクターたち。もっともっと読み進めていきたい気持ちになるんです。あのキャラクターのエピソード、このキャラクターのエピソードと興味が湧いてきます。
つまり何が言いたいかというと、そう言う気持ちにさせる物語なんです。アニメや漫画の第一話のワクワク感がいっぱいに詰まっている感じなのです。
ということでぜひ読んでみてください。
言っている意味が分かると思います!
魔界からやってきた美貌のスタッフ揃いの、大人気の卵料理店。そんな舞台で繰り広げられる、華やかな楽しさたっぷりの物語です。
この店のシェフの、美貌だけどドSキャラな王子。お客としてやってきた、物静かでちょっと内気な女の子。対照的な二人の出会いは、やがてお互いの心を少しずつ変えていき——
魔界の住人らしく、登場人物たちはみんな個性的な魅力がたっぷり。彼らの会話のやり取りも、とてもテンポよくストーリーを盛り上げます。
そして、優しさいっぱいに描かれる恋の切なさや甘さだけでなく、美味しそうな卵料理レシピも満載。読んでいるうちに、お腹がぐうぐう鳴り出すこと請け合い!
読んだ後に心がふんわりと温かくなる、素敵な作品です。