まずタイトルの破壊力がすごい。
CDのジャケ買いというか、タイトルで読みたくなる。
中身もすごい。
カオス。
わけわからん(褒め言葉として)
内容はタイトルそのまま。
ある朝、起きたら彼女がUFOに轢かれているところから始まります。
そのあとはとにかく読んでみてほしい。
戸梶圭太の短編作品を思わせるような、ハイスピードポップホラーテイストの混沌具合が絶妙で、
しかも、視覚的な怖さよりも、その状況における心理的な怖さ、不安感が前面にありつつ、しかし文体自体はあくまでポップでコメディタッチなわけで、これは相当なセンスがあります。
とにかくこの作品の持つパワーというか、エネルギーは人間の喜怒哀楽すべてを満たすと言っても間違いでないほど。
とにかく読んでみてほしい。