一寸の苔にも五分の魂

水辺の道路のそばに生えた、ごく普通のコケ。特に何もすることはないけれど、毎日の暮らしはのんびり気まま。でも、そんな日々にも例外があり……。

身近にある、普段あまり見る機会のない小さなコケたちが綴る、小さくとも一所懸命な物語。童話を思わせる雰囲気と起伏溢れる内容で、まるで頭の中に頑張るコケたちの絵が浮かんでくるようです。
もしチャンスがあれば、絵本の形でじっくり読んでみたいですね……。