第7話 頭脳戦
恭也は、さっそく電話をした。
「もしもし、運営事務局ですが?何か?」気怠そうに男が電話に出た。
「ちょっと質問があるんだけど、答えられる人いますか?」恭也が聞くと男が答えた。
「今、おるんはリーダーとライトだな。どっちにするんな?」恭也は、少し考えてライトを選んで、かわってもらった。
「ライトいいます。よろしゅう。んなら、質問に答えよか?」
恭也は、ペースを乱されそうになったがイェスかノーで答えて欲しいと伝えた。
「そりゃ、楽でいいわ!なら、タイマーセット10分でええか?」
恭也が、「ハイ。」と答えるのと、同時くらいにセットされたタイマーが動きはじめた。
恭也は、時間内に聞きたかったさ質問を全て行った。
・一人1つとのことだが、〇〇セットは1つと考えていいのか?…イェス
・選んだ品は、持ちこんだ分だけなのか…ノー
・島内に危険生物は存在するか…ノー
・ミッションゲームが発生するか…イェス
・そのゲームに、拒否権はあるか…ノー
・そのゲームの、結果でメリット、デメリットはあるか…イェス
・生死のリスクはあるか…ノー
・島内で、電子機器は使えるか…イェス
ライトは時間がくると「準備期間を有効に使って俺らをガッカリさせないようにしてな?ほんなら、またな。」と言って電話を切った。
恭也の作戦は上手く言ったかに思われるが、、。それは、ライトがウソをついていないことが前提条件である。
恭也は、ライトが正直に答えたとわかっていた。
相手の声色や答える間を確認していたためだ。
サバイバル島 @IKEYA
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