まず最初に
この作品がこれを見たあなたの感性に合うかどうかはおいておいて本当に素晴らしい作品です。読まないと人生損します。ぜひ読んでみてください。
では
初めはタイトルを読んでJKの要素を使いまくったラノベなのだろうとおもいながら、
「1話から読む」というボタンをおしたわけだが、読んでみるとラノベなのか??と思うくらい内容がしっかりしていた(ラノベが内容がないという訳では無いけど)そして最も驚いたのがいわゆるJKの物語としての立ち位置である。作者がどのような思いでJKというものを使っているのかわからないが私にはJKがいわゆる未熟な弱者として扱われているような気がした。これまで読んできた作品はピッチピチのJKまるだしであったのに、この作品はガラリと違う。直接的にいえば性の対象ではなく、保護の対象なのである。正直、途中で切るだろうと思っていたのに一気に読んでしまい、いつの間にか家に本が全巻あったくらいである。筆者がこの作品を通して伝えようとしている、それは何かということを感じることが出来た気になっている。拙い言い方だがとても面白い(interesting)作品。
これからもしめさばさんには執筆活動をたのしんでもらいたいです。
楽しくて続きが気になりながら読ませていただきました。
若干遠まわしでありながらもそれとなく匂わせるニュアンスがあり、またそれも手伝ってか登場人物それぞれの心情とても伝わりやすく文章も読みやすかったです。
過ぎたことはそこまで・・・どうでもいいや・・・と思わず過ぎたことを忘れず新たに学んでほしい。
ですが、そのなかで自分の中にある大事な何かは絶対に一生捨てないでほしいと思います。
捨ててしまうのは簡単だが、拾い取り戻すには膨大な時間がかかることを忘れないでいただきたい、久々にそんな思いがよぎってきました。
オッチャンは久々にそんな大事なことも忘れて生きていたのかぁと思いながら、若い良き日を思い出したような気分でウキウキできました。ありがとう。
帯にも書いてあった気がしますが、疲れてしまった社会人に温かい気持ちを持ってもらうには良い作品ではないかと思います。
非常に面白く、ノンストップで見てしまった。
物語は会社員の主人公が家出したJKを拾うという文字にするといかがわしいものだが、そういった肉体的接触はなく、ただただ心の溝を触れ合って、埋めていく。
出てくる登場人物もその造形が素晴らしく、各々が心の闇や事情を抱えているのだが、どれも現実に住む我々にも理解しうる共通項を持っていて、それが読者側の物語への共感を掻き立てる。
恋愛小説というより、心の交流の形を丹念に文字で描いた人間ドラマという方が正しい。
その意味では至極王道を行く作品であり、彼ら彼女らの続きが非常に気になる作品である。
どうも商業ラノベとして発売されているみたいなので、明日書店に足を運ぼうと考える次第である。