読む線のオッチャンに響いてきた。

楽しくて続きが気になりながら読ませていただきました。
若干遠まわしでありながらもそれとなく匂わせるニュアンスがあり、またそれも手伝ってか登場人物それぞれの心情とても伝わりやすく文章も読みやすかったです。

過ぎたことはそこまで・・・どうでもいいや・・・と思わず過ぎたことを忘れず新たに学んでほしい。
ですが、そのなかで自分の中にある大事な何かは絶対に一生捨てないでほしいと思います。

捨ててしまうのは簡単だが、拾い取り戻すには膨大な時間がかかることを忘れないでいただきたい、久々にそんな思いがよぎってきました。
オッチャンは久々にそんな大事なことも忘れて生きていたのかぁと思いながら、若い良き日を思い出したような気分でウキウキできました。ありがとう。


帯にも書いてあった気がしますが、疲れてしまった社会人に温かい気持ちを持ってもらうには良い作品ではないかと思います。