この作品を推薦したい、まだ見てない方は是非とも

キャラが喋る言葉に生きる感じがした。
キャラが全部まるで生きてるように輝いて、悲しんで。ひとりひとりに自我があり、思想を持つ。だからキャラの気持ちはそのまま読者に伝わり、読者の内心を揺さぶて共に苦悩し、感傷し、喜ぶ。
それはとても興味を引き立てる上、読者は勝手にキャラの内心を解明するのが怖くなる、だってみんながまるで同じ自我を持つ人として見れるからだ。
他人の心に介入すのと言うのはな、とても勇気がいる事です。もしかしたら自分が傷付くかもしれないからだ。他人てのはな、ラノベ見たく容易く操れる物では無いし、真意を見透す事も難しい。
これらは物語や、キャラの深度を増やすことであり。私はそれがたまらなく好きです。そして作品内では、ホントの悪者などいない、皆々それぞれの事情があって、他人と分かち合える事も出来る。
キャラ全員を人として見られることが、今のラノベ界ではどんなに有り難い事でしょう。
だから私はここでこの作品をまだ見ていないあなた方に推薦したい。

PS:現実はとても無力で意外性が多いね

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