殺人少女戦国絵巻

凌羽

第1話日常

私は、狩る。

「あ、ああ、、、いやあああぁぁぁぁぁぁー」


全くの躊躇いなく、獲物を跡形も無く、切り刻み

私の視界は、真っ赤に染まっていく。



私の名前は、十六夜 和月 (いざよい かずき)幼い頃に依頼で、私の親を殺した暗殺者の刄(やいば)という気まぐれ者にに拾われ殺人鬼、いや暗殺者として育てられた。

7歳で人を殺し10歳からはそれが日常となった。

刃向かう心を持たねよう監禁され虐待を受け

体術や学問、人の殺し方叩き込まれた。





今は、普通に高校に通いながら依頼をこなしている。まぁ、愛情を受けたことすらなく感情表現も薄い私にはどう接していいか分からない、私は友達などいないし作れない。でも試合には出ないが剣道部には入っていると言うか入らされている。理由は、私の武器が日本刀だから、刄はなんとゆうやらアニメオタク。あるアニメを見て憧れ、何故か私に日本刀でこれから殺すように言いつけた。私も刀でやるのに慣れてしまったし剣道部でより剣術に磨きを入れるためやっている。


とりあえず昼は普通の高校生活やってます。(友達いないけど)


そんなこんなで部活終わりの今にいたる。竹刀を入れるバックには愛用の今ついた血まみれ刀を隠し持って夜の街を制服で歩く。

道行く人には、ちょっと遅くまで居残りしちゃった高校生に見えるだろう。

このような日々が毎日のように繰り返されていた。


「また明日が、くるのか、、、、」


重い足取りでそんな事をつぶやきながら歩く。

さすがにもう疲れた、、、、

ふと、こちらの道路の真ん中を通って向かって来る猫に気づく。

そしてその横から来るトラックにも気づく。

なぜかとっさに体が動いてしまった。

死ぬのは怖くなない。

「私が最後に命を救って死ねるなんて、、な、、」


私の意識は光に包まれた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

殺人少女戦国絵巻 凌羽 @Ryo2003

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る