虐殺と支配に抗う。笑顔の花を咲かせるために。

魔族に侵略され、人々の営みが消え行く。
いくつもの国が滅ぼされ、魔族の支配下に置かれた世界で、伝承の勇者はまさしく希望でした。
残された少ない手がかりを頼りに最後の騎士団は捜索隊を出し、苦労の末、ついに人類は勇者の存在に辿り着きます。

しかし、勇者と目された幼い少女には魔王の血が流れていました。

少女が話す記憶は定かではなく、持っている能力も敵か味方か分からない。
だけど、とても愛らしく、弱き者を助けようとする善の心を持っている。

勇者か、それとも魔王か。
そんなことを忘れさせてくれる純粋無垢な彼女を見ていると、とても癒されました。

そんな勇者な彼女『ムウ』と、護衛の騎士『ジン』のハラハラする物語を読んではみませんか?

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