バレンタインデー『イブ』を描くからこそ光る家族愛と恋心

バレンタインデーイブをめぐるお話です。格闘一筋な少女の家族愛と友情、そして、初めてできた彼氏への恋情が、作者さんならではのリズムある文体で綴られていきます。バレンタインデー当日ではなく、イブという部分に焦点を当てるからこそ、様々な愛情や恋心が表現できるのかもしれません。本編である『醒なる美舞☆玲の愛』を読んでから読むと、さらに楽しめる作品になっています。不器用だからこそ、愛や恋は美しいのかもしれません。

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