人を「好きになる」気持ちとは何か…その複雑さ、難しさ。

LGBT的な彼(女)と主人公の女の子の、少し切なくて爽やかな物語です。
人を「好きになる」気持ちとは何か…その複雑さ、難しさを考えさせられます。

人を好きになるって、何だろう。異性だから好きになるのか?人を好きになる時、性別はそんなにも絶対的な条件なのだろうか。
「目の前の人物が何者であっても」…そのことに気づいた主人公のラストの言葉には、重みがあります。

短い文章の中に大切なものを詰め込んだ、素敵な作品です。