第7話 さようなら――R2

 爆発音を後方に聞きながら、ノアはルードと八番街へ向かう。

 六番街出口を抜けてしばらく走り、七番街へと来たノアは、先程の喧騒が嘘のように静かになっていることを確認すると、少し安堵の溜息が漏れた。皆、避難出来たようだ――。

 まだ無傷の七番街。これからR2に破壊されるのだろう。人々の生活の営みも、思い出も。呆気なくその圧倒的力の前に全てひれ伏す。

 ノアは悔しそうに歯を噛み締める。機工士たちが努力を重ね、頑張って造ってきた歴史が壊される。いとも簡単に。そしてそれは自分のせいなんだと、あとになってほぞを噛んでも遅い。


 七番街を駆ける途中、ガレリーの管理する飛空艇エンジン製造工場が見えてきた。ノアはそちらに目を向けず、申し訳なさそうに目線を落としながら、そのまま七番街を走り抜ける。

 六番街からは未だ戦闘の音――――金属同士が打ち合わされるような音が、爆発音と共に響いている。




 ――――八番街。

 ガレリーが待っていると、ルードが言っていた地区。そしてノアに話があると……。

 近代的な町並みと、中世的なオブジェの数々。今と昔が融合したようなそんなお洒落な街を、二人はただ無言のままに駆け抜ける。

 ガレリーは何処にいるのだろうか? 街の中心部にはいないようだ。あと十分もしたら出口まで来てしまうが……。


 ノアは周辺を見渡しながら走る。もはやこの地区にも、人々はいないようだ。いつもなら騒がしい人々の往来と、工場から聞こえる金属を打ち鳴らす音、怒声に、人々の笑い声。当たり前のように聞こえていた音が、今はまるで聞こえない。ゴーストタウンとなっている。


 二つ向こうの地区からの戦闘音を聞きながら、静かな街を走るノアとルード。

 すると、十数メートルはあろうかという大きな鉄扉に『八』と書かれた、八番街出口が見えてきた。その下には、ガレリーを先頭に大勢の機工士たちが集まっている。集団へと駆け寄ったノアとルードは、ガレリーの前で立ち止まった。

 ガレリーはノアが無事だったことに安堵の溜息をつくと、一歩前へ出て彼に声をかける。


「ノア、無事でよかった」

「ガレリーさん……」


 ノアはガレリーを一度見上げると、悄然として俯き、そしてガレリ-に訊ねた。


「話って、なんですか?」


 いつになく元気がないノア。その頬に、涙が伝い乾いた跡を見つけたガレリーは、苦渋の表情を浮かべると、目を伏せて小さく息を吐いた。

 そして目を開けると、ギルドマスターとして出した決断を、静かな口調でノアへと伝える。


「俺たち機工士ギルドは、十一番街までを放棄する」

「放棄?」


 ノアは驚きの表情でガレリーを見上げる。彼はノアを見返し小さく頷くと、話を続けた。


「十二番街まで後退した後、そこで奴を迎え撃つ」

「迎え撃つって……」

「ノア。お前には言いにくいことだが……ギルドは、奴を破壊することを決定した」

「ッ!?」


 破壊。ギルドの下した決定は、ノアの思考を停止させ言葉を失わせる。開いた口が塞がらない様子のノアを見下ろすガレリー。その表情からは、一片の迷いも感じられない。

 傍から見て、二人の話を腕組みしながら聞いていたルードだったが、疑問に思うところがあるらしく、脇から口を挟んだ。


「それはさっき聞いたんだけどよ……。具体的にどうすんだ? 物理的な攻撃じゃ奴はビクともしねえんだぞ」


 するとその問いに、深刻な表情をしたガレリーは静かに答える。


「ルード……。魔導砲を使おうと思う……」

「魔導砲?! でもよ、ありゃまだ未完じゃねえのか?」

「……未完も未完だ。それに、昔使われていたとされる技術体系は既に失われてしまっている。クローネと共に記録が全て吹っ飛んじまってるからな。いつ完成するかも分からん」

「そんなもんで奴を倒せるのか?」


 ルードは顔に疑問の色を浮かべながらもガレリーに訊ねると、ガレリーはその問いに肩を竦めながら答えた。


「魔法使いがいないんじゃ、どの道本物はいつになっても造れやしないさ。あれは四元素の反発し合う力で、爆発的に高めたエネルギーを放射するらしいからな」

「じゃあ無理じゃねえか!」

「でも、仕方がないだろ! やらなければ、街が壊滅する。それだけは絶対に防がねばならん」


 互いに声を張り上げ、口論し合うガレリーとルード。そんな二人を下から見上げていたノアは、震える声で彼に問う。


「もう、決まったこと、なんですか……」

「ああ。いま十二番街で準備を進めてる」

「R2を……壊すの……?」

「そうだ」


 ガレリーが頷くと、ノアは涙ぐみ目線を落とした。ルードはそんなノアの顔を辛そうな表情をして見ていたが、肝心の“弾”は何なのか疑問に思い、再度ガレリーに問いただす。


「おいガレリー。一体そのなんちゃって魔導砲でなに撃ち出す気だ? 鉄の弾じゃ多分効かねえぞ。それにだ、ありゃまだ形すら出来上がっていない代物じゃねえか」

「だから今、機工士たちに急ピッチで作り上げてもらってる。そして肝心の弾だが……俺たちに魔法を使う術はない」

「当たり前だ。だから“魔導”砲じゃねえだろ」

「だが俺たちには、科学の力で、魔法に似た現象を引き起こすことが出来る……。“雷”だよ」

「雷?」


 驚いた顔でガレリーを見返すルード。ガレリーは大きく頷くと、顎に手を添えながら、何かを思い出すようにその理由を答えた。


「そうだ。ギルド本部に保管されているレリーフの中で、奴らの弱点らしきものが描写された石版を見たことがある」

「それが雷……」

「ああ。超高圧の電気を纏わせた特殊な砲弾を、音速を超える速度で飛ばすことの出来るレールガン式で撃ち出す」


 それを聞いたルードは、なるほど、と言って大きく頷く。威力は速度の二乗に比例する為――――その対象との距離もあるが、威力を上げる為には単純に初速は速い方がいい。

 いくら古代に造られた超兵器でも、現代技術のレールガンを弾く装甲を持っているとも思えない。それに、言ってもR2の中身は機械だ。電気には弱いだろう。

 納得したように何度も頷くルードは、1つ気がかりがあり、それをガレリーに訊ねた。


「しかしよ、奴は動いてるんだぜ? いくら音速で飛ばすからって、あいつに当たるか? 結構加速した時のスピードは速かったぞ」

「それなんだが……」


 そう言ってガレリーはルードから目線を外し身を屈めると、ノアの涙で溢れる目を真剣な眼差しで見つめる。

 ノアもそれを見返すと、ガレリーは静かに口を開いた。


「ノア……お前が、奴を足止めするんだ」

「えっ?」

「お、おい、ガレリー――」


 一歩踏み出したルードの制止しようとする行動を収めるように、ガレリーは右手をルードへ向けると、手を下ろして話を続ける。


「幸い、お前には攻撃しないみたいだ。ノアが奴を止めている間に、俺たちが、照準を合わせる。……ノア、出来るな?」


 優しい口調でノアに訊ねるガレリー。しかしノアは首を左右に振って、それを拒絶している。するとルードは、ガレリーに掴みかかる勢いで声を荒げて言った。


「お前、ノアになんて危険なことをやらせる気だ! 確かに危害を加えようとはしないみたいだけどよ。それに……奴はノアの、友達だったロボだぞ。そいつは酷だろ……」


 ルードの言いたいことはよく分かる。家族とまで呼んだロボット。短い間だったが、楽しい思い出をたくさん作ったノアとR2。

 10歳の少年に背負わすには、あまりにも残酷な現実。たとえそれが、仕方のないことであったとしてもだ。

 しかしガレリーもそのことは理解しているつもりだ。目の前で涙を流すノアに、頼まなければならないことに心を痛めながらも、それしかこの街を、人々を救う方法がないために心を鬼にする。


「お前がやるんだ、ノア!」

「……いやだ……R2は……」

「有り合わせの部品で造った急造の大砲は、恐らく一発しか撃てない。反動に耐えられる代物じゃないからだ。……だから、外せないんだ、ノア」

「……それでも……」


 ノアは決して縦に首を振ろうとしない。まだR2には言葉が、声が届くかもしれないと思っているからだ。出来ることなら、その微かな希望に賭けたいと、彼は未だにR2を信じていた。

 時間も余裕もない緊迫した状況の中、ガレリーはヤキモキした様子でノアを見つめている。

 先程までは少し遠くに聞こえていた破壊音は、徐々に、少しずつ近づいてくるのが分かる。R2はもう隣の七番街で暴れていて、この八番街へやってくるのも時間の問題だ。

 すると、そんな二人のやり取りに業を煮やしたのか、ルードはガレリーに申し出る。


「ガレリー、ノアには無理だ! 俺が――」

「お前は黙ってろ!」


 しかしガレリーはルードの申し出を強く断ると、止め処なく涙を溢れさすノアの肩を掴み、気持ちを抑えて諭すように言った。


「お前には、守らなければならない人がいるんだろう?」


 ガレリーのその言葉にノアはハッとした。

 幼い頃に、父の写真に誓ったことがある。母は自分が守るから心配しないで、と。ノアは拳を握り、身体を震わせながら俯く。

 ガレリーは泣きじゃくるノアの頭に手を添えると、更に言葉を続けた。


「ロンが造ってきたものを、そしてお前の母親を、守ってやれ……」


 ノアは目に一杯の涙を浮かべてガレリーを見る。彼はいつものように、にこりと笑ってみせた。

 目を瞑り、溜まった涙を落としたノアは、ジャケットの袖で目元を拭う。そして再びガレリーを見返したノアは、静かに首を縦に振った。


「よし。十二番街まで後退するぞ」


 立ち上がり、気を取り直すように声をかけたガレリーは、皆を先導して八番街を出て行った。ルードはノアの背中をポンと叩き走るように促すと、ノアはルードを見上げ、小さく頷き走り出す。

 機工士集団の後方をついていくノア。八番街の出口を抜け、目指すは決戦の地十二番街。


 今現在も、ギルドの者たちにより魔導砲を改造し、特殊なレールガンを製造する作業が続けられている。およそ十億ボルトの電気を纏わせた砲弾をレールガンで打ち出す際に、弾自体がプラズマ化しない特殊弾体を使用しており、砲身内部も、その熱に耐えうる構造をしてはいるのだが……。何せ有り合わせの部品で組み上げられる急造品な為、発射時の衝撃に機械が耐えられない。恐らく一発が限度だ。外せば打つ手が無くなる。


 九番、十番、十一番と移動し、R2の暴れる音が次第に遠ざかる移りゆく街の景色の中、ノアはただ機工士たちの背中を見つめ続け無心で走り続ける。そうして走ること一時間半。

 やがて十二番街へ到着した機工士の集団。マキナヴァートル十二番街は、広い公園を囲むような構造をした街だ。ロボットの形をした噴水や、街中ではあまり見ることのない木々が、ここでは沢山見ることが出来る。機械都市に住む人の、暮らしの中にある唯一の公園。ロンが造った憩いの場……。


 丁寧に刈り込まれた芝生が続く、緩やかな傾斜を上った小高い丘の上には、人々の安らぎの場には相応しくない巨大な兵器が――。陽の光が砲筒に反射し、銀色をした表面をより輝かしく光らせている。しかしよくよく見てみると、その台座は様々なパーツで補強され、継ぎ接ぎだらけでまるでパッチワークのようだった。


 ガレリーはレールガンを一目見て頷くと、その脇に立っていたギルドメンバーのサインを視認し、完成したことを確認する。そして機工士たちに丘の上に退避するように指示すると、自身はルードと共にノアの傍へと歩み寄った。


「ノア、出来るな?」

「……うん。……R2に、もうこれ以上、悲しみを背負わせたくない」

「よく言った」


 そう言うとガレリーはノアの頭を優しく撫でる。そしてあの時と同様、笑顔を見せるとお馴染みのセリフを口にする。


「さすが、ロンの息子だな」


 だが今のノアには、その言葉に微塵の喜びも嬉しさも感じられなかった。それどころか、自分が招いた大惨事に負い目を感じると共に、父に顔向けできない思いと申し訳ない気持ちで一杯だ。

 そんなノアの心情を汲み取ったのか、ガレリーは笑顔から一変し、真剣な表情で俯くノアを見つめると、優しい口調で声を発した。


「俺たちは上にいる。ノア、頑張れ」


 すると傍に立っていたルードも同じく声をかける。


「安心しろ。奴が苦しまないように、ピンポイントで狙撃してやる」


 ルードなりの心遣いだろう。所詮R2はロボット。痛みなど感じるはずもない。だが、ノアの友達、家族と言う言葉を、ルードは目の前で聞いている。

 辛い決断を迫られそれを承諾した少年に、少しでも安心して欲しい。そう思ったからこその言葉。

 ノアはルードに頷くと、二人はノアに背を向けて丘を上り、即席レールガンへと向かう。


 二人の背中から視線を外し、傾きだした太陽を一度見上げたノア。目を伏せ、十二番街の入口へと向き直ると、ノアはR2がここへ来るまでの間、楽しかった日々を回想していた。



 R2と初めて出会った時のこと。R2の指示の下、一緒に故障個所を直したこと。森へ山菜を採りに行ったこと。ハルと三人で沢山遊んだこと――。どの思い出も、色鮮やかに、鮮明に思い出される記憶……。


 すると不意に、回想するノアは意識を現実へと引き戻された。それは肩に何かが乗っているいつもの感覚。ノアは存在を意識して左肩を見る。そこにいたのは、この数時間離れ離れになっていたハルだった。

 柔らかそうなノアの頬を、ハルは白い足で押しては遊んでいる。そんなハルを、頬を寄せるようにして撫でたノアは、もう戻らない日々を哀しみ、懐かしみながら目を閉じた。




 ――――どれほどの時間が経っただろうか。

 空が橙色に染まる頃、轟音と共に街を区切る巨大な鉄扉が崩落する。ノアはゆっくりと目を開けると、煙を纏いながら歩いてくる巨大なロボットの影へと視線を向けた。

 煙を抜けて現れたのはR2で、迷わずノアの方へと真っ直ぐに向かって歩いてくる。その体は血を浴び、粉塵が付着してその部分だけをレリーフのように浮き上がらせていた。

 そしてノアと三メートルほど離れた位置で立ち止まったR2は、赤い目を向けて少年を見下ろす。R2とレールガンの位置関係は、ほぼ直線状だ。


 ノアは複雑な表情でR2を見上げる。自分の役割は、R2を足止めすること……。レールガンの照準合わせの時間を稼ぐことだ。ノアはそう自分に、心の中で言い聞かせる。何度も、何度も……。


 だけど――――!!


 ノアは拳を握り、目の前で赤い目をして自分を見下ろすR2に、俯きながら自分自身の気持ちを、思いを言葉にして伝え始めた。


「R2。僕は君と出会えてよかったと思ってる……。君と出会って、君を直して……君と……遊んで……」


 震える声を精一杯振り絞るノア。瞳は涙で濡れ、一杯に溜まった水分は今にも零れ落ちそうだ。


「友達……そして家族になれたこと……僕は……とても嬉しかった……」


 すると丘の上からは、レールガンに弾を装填する音が聞こえる。そして機工士たちは機械を操作し始めた。

 ノアは焦り、自分の気持ちを早く伝えようと、R2を見上げ、目を見て声をかける。少しでも希望があるのなら、元に戻って欲しいと信じ願って――。


「もっと……出来ることなら……。もっと、もっと……君と、一緒に……いたかったよ……」


 ノアはぎゅっと目を瞑り俯くと、嗚咽を漏らしながら涙を流す。

 咽び泣く声が公園内に響くと同時に、ついに砲弾には十億ボルトの電気が纏わされたようだ。砲筒の先からは枝分かれした稲妻が何本も伸び、バリバリと音をたてては閃光を放つ。


「君と、ずっと……ずっと友達でいたかった!」


 そう言ってノアが見上げたR2の目は、青色の点滅を繰り返していた。驚きの表情を浮かべるノアに、必死でマザーチップの命令に逆らおうと抵抗を見せるR2は、黒い左手を広げてそっと差し出す。

 ノアはその行動の意味に気付きハッとした。

 握手……。それはいつの日か、自分が教えた挨拶だったからだ。

 R2の手に触れようと、ノアがその手を伸ばした瞬間――――。


 レールガンから爆発音が聞こえると、もの凄い速さで風切り音が近づく。そしてノアがR2の手に触れるか触れないかの一瞬――――。


「ア・リ・ガ・ト・ウ……」


 確かに聞こえたR2の言葉。だがR2の左上腕部を、まるで雷を纏ったような巨大な砲弾が打ち貫くと、その体を貫通し、衝撃によりR2の体は遠くまで吹き飛ばされる。ノアはその場で固まり愕然とした。

 吹き飛ばされるR2の体は、砲弾が動力部を直撃したのだろう。体中に電流が流れると同時にバラバラに崩壊していく。


 地を転げながら、やがて12番街の建物に突っ込むようにして止まったR2の体。

 いや、最早それは体などと呼べるものではなかった。R2は騎士兜の一部分を僅かに残し、体は全て砕け散っている。

 ノアは激突音のした方へと視線を移す。辺りにはR2の体の破片が散乱していた。そして恐る恐る煙を上げる地点へと近寄っていく。

 やがて煙が晴れる頃、崩れた壁に引っかかるようにして残っていた、騎士兜のバイザーを見つけたノアはそれに近づき手に取った。その奥には、ゆっくりとした速さで青く点滅を繰り返す目が見える。その回数は五回……。

 ノアはR2の最期の言葉を思い出した。


「ア・リ・ガ・ト・ウ」


 目から止め処なく涙を流し、ノアは友達の、家族の……破壊と言う名の死に対して、大声を上げて泣き叫んだ。

 丘の上では、機工士たちが殺戮兵器の破壊成功に湧く中、ガレリーとルードだけは切なげな表情をして、丘の上から泣いているノアを見下ろしている。




 ――――夕焼けに染まる公園。

 R2の体を唯一認識できるバイザーを抱きしめ、悲しみに打ち震え咽び泣くノアの声が、いつまでも、いつまでも……マキナヴァートルの空に響く。


『さようなら、R2』


 ノアは、最期に一言。友に、家族に、言いたかった言葉を……そっと、心の中で、呟いた――――。

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少年機工士と壊れたロボ 黒猫時計 @kuroneko-clock

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