ポストアポカリプス小説

細部まで拘られた世界設定。ポストアポカリプスものはここがしっかりしていないと小説世界に入り込めないのですが、この作品は大丈夫。
しかも三人称で感情移入が難しい書き方ながらも、それを実現している力作です。
ハードボイルドな語り口がいいですね。