『本屋さんのクリスマスイブ』『おいしくないコーヒーの飲み方』に続く連作短編になりますが、このお話だけでもシチュエーションを察することができて十分楽しめます。
シフト制で働くサービス業の方々は特別なイベントの日にお休みを取るのはなかなか大変そうです。
主人公のアラフォーの彼女は、人一倍真面目に仕事を頑張ってきたこともあり、バレンタインデーにシフトの都合をつけてもらうなんてことはなかなか言い出せず…。
でも、彼女の真面目な人柄や働きぶりは、周囲の反応から見てもよくわかります。
加えてやはり薹の立った(失礼)彼女に幸せを掴んで欲しいと願う周りの優しさが伝わってきて、彼女の狼狽ぶりをこちらまで口元緩めて楽しんでしまいました。
*♥*。.。・*♥*・。Have a Happy Valentine's Day!! ♥*。.。・*♥*・。