使徒な主人公は、美女や獣っこに愛されテンプレを極める

 テンプレの中のテンプレという感じでよく、美女や獣っこの成長やおじさんズのたゆまぬ努力が面白おかしく描かれて楽しめる作品だと思います。また、主人公の己が道を進み、その先はどこなんだろうと想像しながら、主人公が巻き起こす騒動が良いスパイスとなり飽きることなく最後まで読めると思います。
 
 作者様のこだわりなのか料理などの内容があまりにもマニアぽいのでコース料理など知らないものが読んだら、料理が想像できない・何を言われているのかわからなくなるところがちょっと残念です。思わず作品を読みながら料理のワードを調べてしまって困りました。


 最後に王太子が出てくる場面は駄作以下に作品品質が落ちてしまっているが全く残念です。王太子いらない子?な感じです。もう少し王太子の性格などの肉付けをちゃんとしたほうが良かったと思います。主人公の周りのおじさんズ(味方も敵役も)わかりやすい描き方なのに、王太子は手を抜かれてどこにでもいる腹黒のように書いてしまったので作品の中のキャラ付けに失敗したと思われます。ここが☆一つしか付けれなかった理由です。