出来ることがザクザク増えてく、テンプレチート系主人公

スタートから出来ることがどんどん増え、分かりやすく纏めて伝えているので読みやすいです。チート系の醍醐味ですね。
反面、対人の描写については、雑さが目立ちます。仲間は初対面から物凄く好意的、怪しい相手は大体事前に分かって警戒出来る。あって数日の人間を信頼して国家レベルの機密をバラしても特に問題が発生しないなど。
主人公の力の秘密などは、どうやって共有できる人間を見つけてくかなど、この系統の作品ならむしろメインにするべき見どころがすっ飛ばされている事で作品全体の底を浅くしています。