内面に情報としてではなく情緒として踏み込む事が、俯瞰よりは主観達を棍棒として振り回す事が、ホラーとしてどう評価されるのか分からないけど、こういうアプローチがあってもいいんだなと。貴方もきっと納得します。
配役の妙で、怖さとは別に、ずっとハラハラして読み続けられます。なんだこの駄目人間コンビ。
完結およびカクヨムコン終了記念に改稿しました。以下追記。
気づく物語でもあり、取り戻す物語でもあります。情と命の(あるいは命でないものの)ありよう、そして生きねばならないものの為の力。癒やしといってもいいのだろうけど、それよりもう少しだけ「どうしようもない」、「なかなかいい」ものです。