創作したキャラクターとの仮想対話から始まるホラー。目の前の世界・常識が崩れていく様を、「」で表現しているのがとても上手いと思いました。
題名から引き込まれますね。創作の風景や方法はそれぞれでしょうけど、この恐怖、懸念は僕らはいつか何処かの段階で必ず考えるんじゃないでしょうか。もちろん懸念に過ぎない…はず。
小説を書く際にキャラクターを考える手順と、「架空の存在がそのことを自覚する、 自らを創造した者が存在すると知覚する」というメタフィクションが見事に融合した傑作です。ぜひ、最後まで読ん…続きを読む
小説を書こうとしてキャラクターと想像で会話を楽しむ話です。最後のオチがいいですね!キャラクターとの会話に入り、物語に一層集中していくと、まさかのオチでした!いうなれば、主人公の描写がもう…続きを読む
もっと見る