ある程度の時間とはちみつ梅干しがあれば……

文体を学びたい人は、ぜひ読んでみてほしいです。ラストの解説はためになります。注意点などを教えてくれます。

物語の流れはそのままで、文体だけを変えるのですが、三人称けものフレンズは笑ってしまいました。作品と雰囲気と、朗らかな文体がちょっと……ね。
一瞬で終わる『記念日』はぜひ参考にしたいです。「読んでる方は読みにくい」。肝にめいじます。

肝心の雛形となる物語づくりですが、その過程はとても凄いです。
(自分が感覚派なので)こんなにも具体的に考えながら書いているんだと驚きました。
そして推敲。なるほどこういう風にやればいいのかと目から鱗です。

同じ内容のストーリーでも、文体を変えるだけで印象はガラリとかわる。
そんな挑戦的な作品がこの『物語ができるまで』です。

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