非道な月の悪の帝国、悪いヤツ、だから敵だと思ってわかっても…
その中に「全員で頑張ってる普通の人」を知っちゃうと、辛いですよね。
そして、あの日恋人同士だったカグヤちゃんとの再会、これも辛い…
ここから晃くんがどんな戦いを繰り広げていくか楽しみです!
突然の虐待と貞操の危機が、彼から生来の優しさを奪ってしまった。
本当に晃くんは、これからどうやって誰と戦うのか…楽しみです!
作者からの返信
読了ありがとうございます!
物語の構造上、アキラの体験はアースリング全体の縮図になっています。アキラは前回ルナリアン全体に強烈な敵愾心を抱きましたが、今回そんな敵の中にも普通の人はいるということも実感しました。それでも敵である以上は戦うしかない。
今後、地球側陣営にはただルナリアンを敵視する人も大勢出ますし、最終的には和解を目指す穏健派もちゃんといます。そうした人全てのそれぞれの見方をアキラは個人として経験しているんですよね。
今後アキラがどう戦い何を目指すのか、ご期待ください!
追撃が来ることを想定してちゃんと格納庫にいた機体も破壊するあたり、アキラ君もすっかり冷静に“殺し”ができるようになっていますね……。生きる為にはやむを得なかったとはいえ、哀しいものです。
カグヤちゃんがアキラの誘いを断ったのは意外でしたが、それだけルナリアン代表としての使命感に駆られているということでしょうね。おお、神よ!2人に救いをーー!
作者からの返信
追撃を予測できたのはかなりクレバーですね。これまでのアキラならあそこまで頭は回りませんが、ただの民間人が長時間に渡って死の恐怖にさらされ続けたために脳がフル回転しています。
ご指摘の通り、状況に追われてできてしまったことで「自分はもう変わってしまった」と認識して、その状態で固定されていく。戦争という環境に適応しているとも、戦争に呑まれているとも言えます。哀しい…(作者)
カグヤは最初に「敵の一人を助けたい」とわがままを言ってしまったカグヤですが、それはどうしてもアキラだけは切り捨てられなかったからで、月の女王に相応しい使命感を持っています。
使命とアキラの申し出を天秤にかけるのはつらいですが、やはり女王としての使命は捨てられなかったのです。
二人の行く末に救いはあるのか、お見届けください!
うわあ……カグヤ、咄嗟の発言で本当は拒否したくないんだろうなぁ……
しかし、この虐待という現実を知ったカグヤはどうなるのか……。血迷いそうですが。
それにしても、アキラは完全に人殺しとしての覚悟を決めちゃいましたね。
次回も楽しみにしてます!
作者からの返信
アキラは旧版では『復讐』の回まで戦士の覚悟は決まりませんでしたが、リブート版では高天原要塞で過度のストレスにさらされたことで早めに決まってしまいました。プロットでは予定してなくて、書きながら決まったことなのでキャラクターが生きた感じがしてます。
一人称のためアキラの精神状態はこうして終えますが、見えないところでカグヤもどんどん追い詰められていきますね…それがどう表出するかご期待ください!
ありがとうございます、次回もがんばります!
目が死んでる絵面が想像できる
作者からの返信
目は死んでますね! イメージが伝わっていて嬉しいです。