と言うのはさておき、人工知能と人間の知性との闘いをユーモラスに描いたショートショートです。私のツボは、送料を気にする宇宙人の性格(笑)
昔、小松左京の短編に、人間が人工知能車の盲腸のような存在になってしまうという短編がありました。 宇宙人のスパイが、『僕らの上司は、君達の後継者となる人工知能と交渉するつもりだ』と語る短編も印象に残っています。 しかしこの作品では、こちらから出てって友好的な関係を築けたので、めでたしめでたし ♡ 。 でもよく考えると、やっぱ人類はスルーか(泣)!?【笑】……私達が何者であり、どうあるべきかということも考えてゆかねばならない、と再認識させてくれる作品でした。
まさにタイトル通り、世界に影響を及ぼす2つの勢力が予想外の形で激突してしまう物語。内容を詳細に記してしまうと完全にネタバレになってしまうので深くは触れませんが、ある意味完全に機械化されたが故の容赦なさ、そしてサービスのきめ細やかさがこれでもかと風刺されているSF短編となっています。注文された品物を安定の品質で素早く届けると言う姿勢、確かにここまで評判が広がるのは納得ですね……。
こういう発想好きです。インパクトって大事ですよね。中身も勿論面白かったです。
非常にユーモラスな作品で、結末には思わずクスリとしてしまいました。最終的にまさかの事態である、konozamaにならないことを祈ります。
AMAZONの人工知能の話です。設定がいいですね!この時が進んで行けばどうなるのか、と筆者が頭を捻りながら創作したのが目に浮かびます。民間AMAZON VS 政府 NASA 、近い将来、こういった戦いもあるかもしれません。オチも決まって読後感もばっちりです!次の作品にも期待して星3つ送らせて頂きます。