読めば読むほどハマる上質なスパイミステリー

高い文章力によってしっかりと作り込まれた昭和初期のノスタルジックな世界観と、その中で生き生きと活躍するハートフルで個性的な諜報員達。

それぞれ趣向を凝らした短編連作なので読みやすく、話数を重ねるうちにいつしかこの激動の時代に生きる人間臭い男たちの虜になっておりました。

第4話まで読了し、最終話である5話目の更新が楽しみな反面、完結してしまうのが今から寂しく思われる良作です。

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