まずタイトルに惹かれました。
人生は常に選択であり、決断を問われる。
そして、この話には、ユーモアがあって。
共感が持てました。
それに、構成がシンプルでどんどん読みたくなるリズムがあり、楽しませてもらいました。

人の感性は人それぞれであるし、この作品もあたかもハッピーエンドのように描かれているが、「本当に良かったの？」感が溢れている。
人間関係における真は死ぬ際に見えるというのがよく分かる作品だ。

「一人だけが助かる」という状況下で、人はどのような行動を取るのか。
ロマンチックに見えて現実的な最後の選択肢を、自分は見つけ出すことができませんでした。