絵の描写が細やかで、鮮やかな色が想像できる作品でした。静かなクラッシックをひっそりとかけて、読むような小説だなぁと思いました。最後の「それは…」のセリフが特に好きです。なんだかうまく言い表せないですが、消えてしまうって設定、という言葉の綴りがいいな、と思いました。先輩が青一面になった空で消えてしまう、というのも、好きです。小説の冒頭と終わり方がとても綺麗です。ここはすごく意識して書かれていて、いいと思いました。文章が綺麗なので、恋愛小説がよく映えるなぁと思いました。今後も恋愛小説を是非書いて欲しいです。
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