概要
あなたと過ごす三分間。勇気を振り絞るには少し、短かった。
先輩が卒業してからというもの、祐也にとっての下校時間は、先輩と会うためだけに存在していた。
橋の真ん中で、たったの三分。
寂しげな夏の夕暮れにも、真っ暗な冬の夜にも、祐也が勇気を振り絞るには、三分は少し、短かった。
橋の真ん中で、たったの三分。
寂しげな夏の夕暮れにも、真っ暗な冬の夜にも、祐也が勇気を振り絞るには、三分は少し、短かった。
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