郷土史研の平坂さん

作者 mikio

66

24人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

著者の敗者への優しい視点が感じられました。
29連勝した少年が話題になっている今、実にタイムリー。
勝つ人がいれば必ず負ける人がいる、でもそれを受け入れることはとても難しいことで。とくに若いうちは。
まだ見ぬ静岡にも行ってみたくなりました。
静かで優しい物語、とわたしは思います。

いやそれにしても上手いです。


★★★ Excellent!!!

中條影昭の生き様が心に沁みます。報われなくても、それも有りかな、と思う。
でも、それだけではないんです。最後のオチが秀逸。ドラマが有ります。私は最後まで見抜けませんでした。
このオチで、蓬莱橋の名が強い存在感を放ち始めます。
若狭屋さんのレビューも勉強になります。合わせてお読みください。
短編にはMAX2つが信条ですが、3つ付けました。

★★★ Excellent!!!

徳川慶喜は大政奉還後水戸に蟄居する。。やがて許され現在の静岡市の浮月楼あたりに住んだ。旧幕臣の中から茶畑の開拓をする者が多くいた。慶喜は一度も彼等を、見舞う事もなく写真や自転車などの趣味に生きた。「貴人情を知らず」といった声もあったが、慶喜は新政府にとって重要注意人物。折しも新政府への反乱が相次ぐ中、彼が動く事は反乱を起こす事になるためだったのだろう。色々な思いが現在も茶畑としてのこっている。

★★★ Excellent!!!

 読み切ったあとに不思議な清涼感が残る作品でした。
 大井川にかかる、古く長大な蓬莱橋。なぜ平坂さんと少年は蓬莱橋に訪れたのか。作品を読むうちに明らかになる真実に、思わず瞠目します。
 蓬莱橋という場所の選定や登場人物のキャラクター性、名前まで見事に練られているなと感じたのですが、ネタバレになるので詳しく語れないのが惜しい! とにかく読む価値のある作品だと思います。
 あと、平坂さんがとてもいいです。シリーズ化してほしいくらいですね。ともかく、オススメです。

★★★ Excellent!!!

ちょっとすごいです! 短い物語の中に仕掛けや伏線が張り巡らされていて、読後に「おおっ!」と鳥肌が立ちます! 短い中でもしっかりとキャラも立っており、文章も過不足なくてすっきりと情景が目に浮かびます。

街コン作品はたくさん読んできたのですが、シリーズ化できる――そして、ぜひともシリーズ化してほしいと思ったのは、この作品が初めてです。第一話と書いているところからして、作者さんには続編の構想があるのかしら? なんて期待も膨らみます!

★★★ Excellent!!!

何でこんな良い作品が埋まってるの?
私が初レビューでいいの?
とか思いながらレビューしております。

少年が将棋で負けたシーンから本作は始まります。
その少年は郷土史研の女の子、平坂さんに誘われて島田市に出掛けます。

少年は平坂さんに救われて……。

街コンの作品としても、一つの青春ものとしても完成度の高いこの作品。
読まなきゃもったいないですよ!!