おかえりなさいと言える日まで

作者 やたこうじ

9

4人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

 その可能性もあったか! あるのかな。あるのかもしれないですね。そう考えると面白い。
 
 三原則の揺らぎについては、これは厳密に運用しようとすると崩壊するルールで、そういう意味でやっぱりいいルールだなあと思いました。(ただ強第2条+第3条(これは作中では明示されていないが)が第1条+弱第2条に優先してしまっているので、ここには情緒的な理解・解釈が必要になりますね)(まあこの「第1条」そのものが、このシチュエーション以前にかなりの修正を加えられていると思われるので別に文句があるわけではないです)

 そんで連作だということにあとで気づきました。1話「おかえりなさいと言える日まで」はいいですね。いい話です。エラーの蓄積の話ですね。

★★ Very Good!!

ロボットが感情をもったら……という普遍的でシンプルな物語ですが、しかしストレートに胸へ迫るものがあり考えさせられます。

この先、人間の模造品を産み出す研究が進み、そうしたものが造られれば造られるほど、もしかしたら人間は自分たちの弱さと共に、その価値をもあらためて認識していくのかもしれませんね。