ネタバレを含みます。ご注意下さい。爽やかな気持ちになれます。過去が今を助けてくれるところでしょうか。しかし、どこか嘘っぽさを感じるのは、まるで過去の悲しみを無理やり覆い隠そうとしているかのような印象があるからでしょう。
電気ブランの紹介だけでも数々の物語が出来そうなのに、それを脇役にしているところが良いです。脇役といっても、電気ブランの歴史を知れば、また物語の意味も深くなる。少年少女の甘い物語だけど、なかなかの渋みがある物語に感じました。
すっかり様変わりする町並み。その中に変わらず存在するもの。それは人も同じなのかもしれないと思いながら、タイトル通りセピア色にそまるノスタルジックな情景が目に浮かぶ素敵な作品です。
新旧入り混じる浅草という場所で、少年少女の約束のお話。この話だけではないですが、「もしも」のお話ってずるいなぁ(褒め言葉)ってよく思います。浅草というを題材に、その場所が見せてくれたもの、というストーリーがすこしグッときます。 あなたも浅草の景色に夢を見ませんか?
キャッチコピーでも書きましたが、私、電気ブラン好きでそれについてのちょいといい話持ってます。今回は書きませんが。それを思いだしてノスタルジックの気分にひたれました。
共感して、きゅんとしました。ありがとうございます。