応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • ジュイキンさんヒロイン説に一票です。

    作者からの返信

    かなり正しい理解と思われます……(いや書いてる当時はちゃんと主人公のつもりだったんですがね!)

  • お兄さんがお兄さんでお兄さんでした(泣)(だから語彙力)
    多分、弟さんの本心わかってて言ったんじゃないかなあ。それでもそれはあんまりにも悲惨過ぎて。一人称が「ぼく」になったあたりから、漢字じゃなくてひらがなになったあたりから、ああもうジュイキン君(泣)、もっと早く仲直り出来たら良かったのにね。
    とにかくフージュンさんが格好良いです。

    作者からの返信

    彼もあれに手を出してしまったときから、この結末は織り込み済み、という訳ですね。フージュンの決断に、彼が過ごした年月の苦悩と後悔がこもっております。人生、ままならぬもの……それでも最後に掴んだものを、彼は取りこぼさなかったのです。

  • 第五話 二者択一の贖いへの応援コメント

    ああ、お兄さんがお兄さんでお兄さんしてます(語彙力)
    物凄く大変なんだろうなあとは思うんですが、良かったねえって思っちゃいました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 失われた時間を埋めたくて……そういう言葉にできないあれやこれやが去来したことでしょう。

  • 見た目二十歳の八歳児。
    それに振り回されるお兄さん。
    良いですね、素敵ですね。
    お二人に甘いものいっぱいあげたいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます、返信が遅れまして申し訳ありません。
    不思議な凸凹コンビになりましたが、行く末を見守っていただければ幸いです。

  • 第十一話 鉄血蒸気行・弐への応援コメント

    七殺不死の二号か三号ねふーーんと思ってたらこれだよ!どうなってんだよ!?(生死不問から読んだ人間)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! こちらの世界線の彼は、師父に出会っていないんですね。詳しい説明はこちら近況ノートをどうぞ……
    https://kakuyomu.jp/users/Ankhlore/news/1177354054885146272

  • ここでグイェンと対峙するのか……ハラハラな展開です!

    作者からの返信

    一つの節目ですね。ここまで来たら、ラストまであと一息二息!

  • まさかの女装ジュイキン……色々と便利ですね……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! この女装はあちこちから反響をいただきましたね……。

  • 第五話 二者択一の贖いへの応援コメント

    兄が何をしたのか……心臓というタイトルからものすごいものだと思いますが……続きが気になります!

    作者からの返信

    コメント感謝です。彼の決断と行動は重いものですが、それだけに物語全体に影響を与えております。どうぞその目で、お確かめ下さい……。


  • 編集済

    ニングとは果たしてなにか?
    一話でいきなりなってしまったジュイキンのこれからはなど、非常に気になります!

    作者からの返信

    はじめまして、コメントありがとうございます!
    物語はまだまだ始まったばかりですが、一話時点でそのように期待を頂いて頂けるのは恐悦至極です。

  • 鼓動は生を告げているへの応援コメント

    二周目、お邪魔しました。
    最後を分かった上で読み始めて――一話の最初の段落で号泣を開始。
    ずるいです。

    グイェンの突き抜けた清廉さが切ない。お兄さんやリュイの後悔が切ない。ウォンの嘆きが切ない。
    切ないけど、そこで膝を折らないで足掻いてくれるから、『美しい』と言い切れるのでしょうね。

    夕陽の美しさは満足の現れなのでしょうか。
    ジュイキンも、最期の時は『満足げな顔』であれと願います。


    一生忘れられないだろう物語と出会えて、本当に幸せです。
    有難うございます。

    作者からの返信

    再読とは……ありがとうございます! 色々未熟なところのある本作でしたが、この物語の中で生まれた彼ら自身のお話を書ききれたのは幸せな体験でした。彼らの道行きは辛く険しいものですが、それが自ら選び取ったものであり、そこに心通わす友がいることは、得難い幸せでもあります。

    繰り返し読んでいただいた上このようなお褒めの言葉をいただき、作者冥利に尽きます……! 重ね重ね、ありがとうございました!

  • 第二十六話 神威落日への応援コメント

    ここら辺はもう一気読みでした。
    ウォンがどう終わるかは期待していたのですが、これが結論となったか、という感じです。

    作者からの返信

    はたしてご満足いただけたでしょうか? 決め手自体は綺麗にはまったなとは思いますが、勝ち星の数は最後まで変わらなかったなあと。

  • いいなあ、このラスト。

    作者からの返信

    最終決戦開幕のあたりですな。締めというか引きですが。

  • このシーン三度読みましたw

    作者からの返信

    ふへへ、繰り返し読んで頂けるとは作者冥利……!


  • 編集済

    鼓動は生を告げているへの応援コメント

    面白かった。全体を通して、一定のまとまりがある。カクヨムでこうした作品に出会えるのは、珍しい。
    殺戒者の欲求にはさっぱり共感できないが、それはそれ。

    ●コメントに返信をいただけるというのは想定外でした。ご丁寧にありがとうございます。コメントの返し方が良く分からないので、続きをこちらに。

    体が腐る、理性を失う、感情を失う、記憶を失う、など。蘇りが何かしらの不完全さを伴うものであれば、私も殺戒者と同じように感じていたのかもしれませんが。この世界における蘇りの形は、思いの外綺麗なものでしたので。限られた人だけがその機会を得られるのだとしても、私としては許容できる代物でした。
    だからジュイキンの先生に対する、あるいは親父さんのウォンに対する拒絶には、ちょっと共感できなかった。

    一方で、ジュイキンの組織への反発には共感できますね。構成員に対する人格や記憶の操作となると、どうにも好ましくは思えないので。

    物語に感謝を。これからも創作を楽しんでいただけると幸いです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 殺戒者関連の描写については、次回作への反省点ですね。書いていてとても楽しかった作品ですので、面白かったと言っていただけるのは作者冥利につきます。
    よろしければ、お気軽に星なども入れていただけると、作者としても大変励みになります!

  • 第二十六話 神威落日への応援コメント

    意味はあった……あったんだ……
    そう実感させてくれる〆でした

    作者からの返信

    そんなあなたに近況ノート https://kakuyomu.jp/users/Ankhlore/news/1177354054883289071
    正直クライマックスが書いてて一番楽しかったと思います。

  • 愛刀萌えが極まったせいで強くなったのに
    愛刀萌が極まったせいで負けてしまう
    剣客の業よ……いやもうそこまで剣を愛してしまったなら、剣客などではなくて剣鬼そのものか……
    鬼は人に敗れる者ということなのだろうか……

    作者からの返信

    ま、すべては因果応報……ということで。
    彼らの行動の何か一つでも違えば、この形での決着はなかったことでしょう。それもまたすべて、人の業なのでございます。

  • 全裸良いよね……
    じゃなくてあれだよね
    武侠物的には最初の敵と共闘とか王道だよね!
    殺戒者の存在が人間の本能に根ざしたものだとするならば、今作られた神のありようと人という種は根本的に相容れないのかな―とか少し考えさせられます。
    人に寄り添う神の姿というものは如何に有るべきなのでしょうかね。

    作者からの返信

    右(シリアス)と左(リラックス)の振り幅をでかくしすぎたのではないかという疑惑がある今回のエピソードですが、お読み頂きありがとうございます!
    殺戒者はある種の先祖返りですね。神灵の本質が人間と根本的に相容れないかどうか、そこには善悪もなくただ不可避の現象として発生する、という感じです。

  • 第十話 鉄血蒸気行・壱への応援コメント

    ただでさえ天梯象は、木材や霊媒を採掘されて疲弊している。
    聖なる木の末裔を容赦なく採掘し、そしてこんどは交通網で……
    人間の都合で危うくなってる自然…… ちょくちょく挟まれるアレで開発の進む世界なのだなとやはりここでも思わせてくれます
    >神霊庁は天梯象の高位樹霊と辛抱強く交渉し、樹霊を神灵の座に引き上げることを条件に、トンネル開通の許諾を得た。
    交渉できるんだ!?樹霊だから…? そしてカミの座に引きあげるのって人の手でできるんだ…いや参拝すればなんでもカミになる…いやそんなものなの!?エッ!?そうだったの…へえ…

    あっ害悪扱いされてる灰魚さんだ!すっかり馴染んできた…そしてさらっと対策されてる まあするよね…


    とうとうリーダーとジュイキンの顔合わせ!
    地の文視点の心理描写ともいうべきか、それがいいなあ、
    >この車両が行き着く先は鍾杏市。では、胸の中にあるこの心臓は、自分たちをどこへ連れて行くのか? その答えの一端は、眼前の女が知っているのだろう。


    そしてルンガオ師匠が同士だったって!?エェーッ!まあニングテロリストだからおかしくはないか…むしろ兄貴がいる方がアレだったか…
    あっ過去のコトがやはりトラウマになっているグイエェン、刃に対する恐れはいぜんとして……。
    ムリにわらいをつくろういい子やで……

    そして『頼む』と、言ってくれ、と!
    ああ、頼みたい、頼りたい、そして頼られたいという事もまた人間のつながり……
    そして「何か考えがあるにちがいない」という打算前提とはいえ、即座に恥ずかしげもなく「頼む、お前の力が必要だ」といえるジュイキン!もともと恥がないのか、それとも友情、信頼が……いえ、今回は後者でしょう!

    そして電車をつきやぶった!
    あっ衣服は買ったものなんだ…… エッ!?青年顔の、男の骨格に戻ってる彼にかわいい!?
    これラノベヒーロー・ムーブですよ!アカーン!!!!ラブコメがはじま… らなかった! ちゃんと具合が悪そうなのを見抜いてたから、心配してるのだなあ
    しかし空気を読まない、というか素直に言葉を言えるグはいい子だ… しかし大丈夫、大丈夫って、心配させないように、そして自分を覆い隠すために言葉を続けてるのが…
    もうはやくトラウマについて話せばいいのに!しかし随分な進歩だよね!


    あっ亜人的な、人外的なグリーングリーンな植物人間(語弊)っぽい種族…… ワクワクしますねボタニカルファンタジー種族!
    しかし彼でも魂はおなじ、そしてニングになるのも…


    葛藤はあれど、信頼できる相棒と共に、目の前の敵を切り伏せる!ワオ!「まったく!最高の気分だぜ!」こんな言葉がジュイキンから出るなんて!進歩…



    神経、繋がってたのか…いやまあ当たり前ではあるが、青匈奴との対決だ!
    ウワッ!燃え… いやなんだこれ!?とにかくグロ!そして死!人形の松明になっちまった!

    >先の見えないトンネルの暗闇、それでも、抜けた先にはきっと光がある。
    この最期の言葉、きっとただの状況描写とこのエピソード全体にかかってるのだろうなと勝手に思ってます!
    今回ジュイキンとグイェン、元気そうでしたね!いや元気じゃなかったですけど、グとか別に
    それでも信頼しあって助け合って戦えてるだけでほっとします
    そしてルンガオ師父… 裏切りものが徐々に関係者に増えてくジュイキンの心境いかに

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
     神灵と人間の仲を取り持っているのが神霊庁で、高位の霊的存在や徳の高い人間の死者なんかは、新たな神灵として登用されることがあります。このへんは特に細かく説明してないですね。
    師父のことはそういうことです、はい。ジュイキンが知らん間に、彼は結構外堀が埋められているんですねえ。
     ジュイキンの「頼む」は、恥がないとかいうのはもちろんなくて、グイェンを信じてるからこそですな。

     あ、服が像身功でテクスチャいじったとかじゃなく、ちゃんと買ってきたのはそのほうが省エネだからですね。別に服ごと変身も出来るんですが、そこまでやらん方が体力的にも意識的にも楽という。

    「最高の気分だぜ!」い、言ったけど、ぜ! は言ってないぞ! ぜ! は!

     この話はなんだかんだ信頼関係を築いたりしてるよー、実はこういう裏事情があったよー回なので、次回は追加で掘り下げと戦闘があったりします。続きも是非よろしくお願いいたします(揉み手)。

  • 第十六話 死天夜叉・参への応援コメント

    仮に漫画かアニメだとしたら、真っ黒ないしは真っ赤ですね。ツラい。

    激しい戦いのこの描写は富士さんならでは、と毎回ハラハラさせられています。
    次回も楽しみに待ってます。

    作者からの返信

    一旦戦いは終わり、しばらくは剣を交えないシーンになるかと思いますが、それはそれで別の戦いがあります。最近更新が不定期なのでがんばります。

  • 第十六話 死天夜叉・参への応援コメント

    リュイさん……。
    そして打神翻天が接触を図ってきましたね。今後彼らと敵対が続くのか、それとも……。

    作者からの返信

    彼女は彼女なりに最善を尽くそうとはしたのですが、それを貫けるほど強くなく、甘く、優しい女性だったのです。ってこう書くと死んでしまったかのようだ。

  • 第十六話 死天夜叉・参への応援コメント

    コヤツが迎えに来るだと……!?

    作者からの返信

    ふふ……詳しい事情は次回だ!

  • 相変わらず情景描写がうまい!読みやすいですね!交通網もとりしきるはちだしゅうマジ国営...
    >月明かりに照らされたモビール飾りが、宙空に描かれた墨絵となって、切り絵細工の灰魚ツイグーを泳がせていた
    ここ、いきいきとしたような動くモビールがめに浮かんで好きですね...
    今まで圧倒的に優位にえがかれていたスーバンがここで明確に焦りもといイラつきをみせているのが人間味ありますね!
    そしてとうとう報告が... ディーディーが焦りつつもボスはあせっていないのがよくどっしり構えてるかんじがあります

    そしてくしゃみを漫画のように行うグ!露骨な間接や目元を隠して変装するジ!うまい例えをする謎のiq発揮グ!ここだけまたラノベってる!んもーまたグの字はほんわかさせるんだからー! 完全に絵面がヒロインのジ...
    あー変装の理屈なるほど...? 骨格だけをいじれば顔つきやに肉つきも変わるから性転換したような感じにみえる? 万能ではないんですねさすがに...

    あとここでスケッチが、しかも受け継いだ技術がいかされて結果的にお兄さんの生きた証として残るのいいですね... グがいたからそうなったしジュイキンも昔が思い出せなくなりそうなくらい今が心地よくかんじてるようで... やっぱりこれヒロインジュイキンでは(混乱)

    あと魂がのぼってくエネルギー利用して発電とかできませんか?あとこれニングにさせられまくったら魂がのぼったりするエネルギー目減りしませんか?つまりもっというと世界のバランスとか神がうんぬんとかよりなんか熱的死しませんか世界...?ニング化ってもしかしてかなりやばい...?

    そして即居場所ばれてるー!!フラグ回収はやいのはわかりやすくてありがたい... つぎはバトル!かな?

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!(ドゲザ)
    交通網は取り仕切ると言うよりは、都合してもらえる感じですね。一応お国から仕事もらってる組織なので。

    グの字のくしゃみは別の所で使おうとして没にしたのを再利用しました(どうでもいい余談)。変装のほうは、女装とか骨格変形と云うよりは、「幻術」なのですな。像身功不思議パワーなので。便利。

    スケッチは割りとお気に入りのシーンなので反応がもらえると嬉しい……しかし同じものを見てもヒロインはグ説とジ説があって、これはやはり性癖の反映が……?(性癖?)

    樹霊発電はファンタジー世界ならではということでやってみましたが、魂がなんなのかについては後々でも説明が出てきますのでどうぞお楽みを。ふふふふ。次は三回ぐらいバトルする話だよ!

  • 第十五話 死天夜叉・弐への応援コメント

    この先まだ有るのか!?
    まだハードな展開が待ち受けているのか!!!!

    作者からの返信

    ククク……どうぞ続きを見届けておくれやす!

  • 第十五話 死天夜叉・弐への応援コメント

    登場人物達は皆、この世界の仕組みそのものに翻弄されている……こうなると生とは何か、死とは何なのか、ますますわからなくなってきますね。しかし生死の意味について理解できないのは私達の世界でも同じという難しさ……。

    作者からの返信

    間違っているのは世界か、彼か、誰かか。ともあれ、絶対的な理として存在する生と死に対し、適合せずこぼれ落ちるものが出てしまった。その結果何が起きるか……というお話。それがこの物語の一面だったりします。コメントありがとうございます。

  • 第十四話 死天夜叉・壱への応援コメント

    激しい言葉の、感情の応酬。真っ直ぐ響きます。

    魂の在り処を問う。
    そういうことなのですね。
    生きて、ジュイキン。

    作者からの返信

    こうしてここへたどり着きます。ジュイキンが今回宣言した「やろうとしてること」は作品紹介やキャッチでも少し示しておくかどうか迷ったんですが、「人でなし」というタイトルに意味を込めるにとどめました。

  • 第十二話 鉄血蒸気行・参への応援コメント

    「早く着替えたい」。息詰まる攻防を忘れた一瞬でした。

    どこかにヒントはあったのかもしれませんが、意外な正体で… 信じていたとおりの底力で。
    あんたたち何がしたいのさー、と混乱してきました。この世界に住まう人々の幸福の形ってどんなのでしょう?

    作者からの返信

    彼の「立場」は予想されていた読者もおられましたが、「正体」についてはノーヒントだったので、基本青天の霹靂ですね。ちょっと作者ズルしました。申し訳ないが、謝らないっ。

  • 第十一話 鉄血蒸気行・弐への応援コメント

    私もマカダミアが好きです。
    …なんて、のどかなお話でなく。流血し過ぎです……

    作者からの返信

    マカダミアナッツには100gあたり3.7 mgの鉄分が含有されております(※しかし食べてる人は別に流血してない)。列車の中は地獄絵図……

  • 第十四話 死天夜叉・壱への応援コメント

    "人でなし"ジュイキン!うーむむむむ

    作者からの返信

    はい、タイトルにもあるように、ここへつながっていくようになっております。この先もどうぞ御覧ください。

  • ヒロイン…! ヒロインだ…!
    …と笑っている場合ではないですね。さすがは悪?の組織。

    作者からの返信

    ヒロインって……なんだろう……それはそれとして、こっから先は三回に分けての列車戦闘となります。どうぞおつきあいくださいませ!

  • 山の風景が目に浮かびます。より良く生きようとするニングたちの姿も。

    お胸が豊満なのは何者も受け止められる優しさからですね! リュイ師匠の懐深さが印象に残っています。
    そして、グイェンの心の熱さも。守ると叫ぶ姿はヒーローそのものじゃないですか。そうなんですね…ジュイキンはヒロインなんですね!?

    作者からの返信

    毎度コメントありがとうございます! リュイさんは姐御だし鍛えているから豊満なんですねー。そんな彼女の元で育ったグイェンは、なんともまっすぐなやつです。ヒロイン……ヒロインは……グイェンがヒロイン説もあり悩ましいですな……。

  • 第十三話 水底の夢への応援コメント

    ウォンさん……冷徹でありながらもとても哀しく、本当に魅力的な登場人物だと思います。死んでも蘇る、そんな世界の歪みを思い知らされますね。

    作者からの返信

    彼の話はずっと温めていたので、コンテスト中にこれが出せて良かったです。我々の世界とは異なる、ある種の歪みを持つ異世界。そんな世界で生きる彼らの物語、どうぞこの先もご覧くださいませ!

  • 怖いもの見たさから進んできましたが…
    こちらの心臓も張り裂けそうです。

    慈悲なく戦える武人。
    まだまだ幼い心。
    情愛。
    覚悟を決めたからこその笑顔。
    世界は美しい、と最初に言われてましたものね。

    やはり、読み進めずにはいられなさそうです。

    作者からの返信

    ここまでお疲れ様でした、第一幕にて兄弟の物語は決着です。それを目当てに読み始めた方には、後は長いエピローグのようなものかもしれません。しかし、そのエピローグは、過去に囚われていたジュイキンの新たな物語でもあります。どうぞ彼の行く末を、見守ってくだされば、コレに勝る喜びはありません。

  • 唐突な飯テロ。お兄ちゃん器用なんですね! そして怜悧… カッコイイ。
    ……カッコイイんですけど、次のページを見るのが怖い! 怖い!

    作者からの返信

    なにげに食べ物の描写をつい入れがちです、はい。楽しいし。媽京式鶏雑炊は怖い。

  • 第五話 二者択一の贖いへの応援コメント

    「自分の好きが役に立った」と頑張るグイェン。頭をぐりぐりして、ぎゅーっとしてあげたくなります。
    そんな彼の良い影響だったのでしょうか。ジュイキンは「甘える」ことを思い出しましたか? お兄ちゃんの想いもまた重たくて…

    タイトルの意味が近づいてきて、ゾクゾクします。

    作者からの返信

    グイェンは実年齢八歳ですしねえ。兄弟の物語も佳境……いつもコメントありがとうございます、第一幕クライマックス、是非お楽しみください。

  • 空を飛ぶ怪魚、そして、ニング。人間を真ん中に回っている世界なんだなと感じまして。
    また、お兄ちゃんも苦しんでいるんだと伝わってきます。ここに至るまで何をなさっていたのか…
    そこを経てからのラストのジュイキンの心境。優しいですね。そしてハラハラします。ジュイジュイでいいじゃないですかw

    作者からの返信

    産業はかなり発展しているので、灰魚みたいな問題があちこちに出ている世界ですね。残念ながらあまり紙幅が割けないので、短い中でキャラクターの人生に思いを馳せていただければ恐悦至極……!
    ジュイジュイ呼びは文字数も稼げるのですが、結局呼びやすそうな方で落ち着きました。

  • 第十二話 鉄血蒸気行・参への応援コメント

    やった、リュイ師匠の出番! エピソードの度に、主人公は情愛と因縁両方を増やしていく。これからハッピーエンドにもバッドにも転がり得る綱渡り感覚がある。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! ふふふ、次回はお師さまパートに入りますよ……。この作品タイトル通り、因果の中心に、ジュイキンとその心臓があります。どうなるかは先を見てのお楽しみ……。

    2/8 PS.次回お師さまパートと言ったけどすいません、ありゃ嘘になりそうです。申し訳ねえ……でもすぐ出番来るので!

    編集済
  • 第十二話 鉄血蒸気行・参への応援コメント

    いいねえーーーーー

    作者からの返信

    ウオーッコメントありがとうございます!
    鉄血蒸気行は色々なことが明かされる回なので、前回もそうですが今回更新分も凄く反応が気になっていましたから、そういう一言は何よりの力になります!!

    編集済
  • 今回は繋ぎのパート、そして登場人物達の感情の整理、主にグイェンにフォーカスをあてたパートでしたね
    彼らについてより一層の掘り下げがありわかりやすいです…一体次はどうなっちまうんだ!

    娑馗竜王… 9つの首!ヒドラかな ユミルの巨人みたいな話だなーなるほどね
    なんか一期に中国っぽい風景だ… あっひさしぶりですね空飛ぶ魚さん
    鮮やかな景色もあいまって俗世から離れた感じがある…
    カミが一柱この地域にいるのね…ニングたちのカミ?神樹がカミサマなのか!なるほどねー
    あれ?ニングがカミの寿命システムから外れた存在なのに?うーむむ読み込みが足りないな…
    あっッキツい修行だ!修行中のニング…皆マジメに修行してる見込みのある子どもたちなのねーなるほど
    ある意味ほのぼのとしてる場面ですが、「日々、死神が暇の皮を被って背中に取り憑いてくる。」という言い回しが、ニングは不安定なんだ…ってのを思い出させますね…
    宙遊クジラ!おおクジラが空を飛んでいるとは神秘的だ… そしてフレてはならない傷にふれてしまった…剣はダメ?剣は…そういえばグは刃物がトラウマだったなあ、スはすごい刀をゲットしていたなあ、と思い返しつつ、彼女の自室描写からワア意外とストイック…という印象を受けます。って酒のんでるし!
    へー!無缺環はそういう…送信口にもなったりするんですね

    グイェンは優しいなあ… 自分が死ぬのは怖くないのに他の人には生きていてほしいと考えてしまうのは、歪んでいるというか、精神年齢がまだまだ子供なのにそう考えさせてしまう環境だったということが描写されてるだけに… それは会って数日のジュイキンの兄にもあてはめられるなんて、それはとても優しいよ…
    「あたしが許す! お前は偉い!」 グイェンがきっと一番聞きたかったであろう、屁理屈や理路整然じゃない言葉を!リュイが!ああ、お師匠様だなあ…すごい人だ本当に…
    そしてちゃんと彼女なりの正義観とお説教を… 大事なものを守れと…

    あっルンガオ・ウォン!息子……付き合い長いのな…一体どんな…話の内容が争いについての話?
    グイェンのために捨てた剣を、再び手にとることも厭わない。ああ… お師匠様だ…弟子のために…あんなにひきずっていた剣の道を、それでも彼の為にと…… きっとグイェンにとっては師匠であり姉であり母であったのだろうなあと勝手に思ってみたり。

    ジュイキンパートだ!「自分が人間だった最後の日。」人間から分化した存在ともいえるのに、やはり人間ではないと思っているのか…やはり… カミに見捨てられ、という感覚はジュイキンもあるんですねなるほど。
    ミアキンを見てよかった!とか言うなんて…やはりミアキンは心を開けるかわいいネコ… 付き合い長いのもあるんでしょうけど

    あっ謝り!師匠との会話で背中をおしてもらったからなのだろうな…
    「だって、一つのことに良いものと、悪いものが、一緒に存在してるんだ。」ここでグイェンのセリフがリフレイン……よい…
    「ジュンちゃんは、オレが守る」! 完全に主人公のセリフじゃないですかこれ!ヒロインどっちだ!主人公だこれ!主人公だった!W主人公だった!かっこいいよ…こんなの八歳がいうセリフじゃないくらいだよ…

    「ふぁだだだだだだだだ」
    「貴様と私はもとより二人一組の八朶宗猟客! 生死の境を共にする運命共同体だぞ! 貴様ッ貴様そんなことも分からんで今まで私と組んでいたのか!? 私はお前を守る、お前は私を守る、当たり前のことだ! このっ、どたわけのド畜生!!」
    ここ最高にカワイイここだけラノベの世界 ほんわかしてるな… してなかった ジュイキンなりに普通に正論いっただけだった!言われてみればそうである…元からそういう仕事仲間だった あっ照れ隠しもあって頬をひっぱってたのか…
    ああ、今までリュイさんとかはいたけど一人だったものな… こうして守り守られる仲間がいるのは初めてですものね…

    作者からの返信

    エーラッシェーッ! 毎度ありがとうございます!
    巨人や竜の死体が世界に~というのは神話ではわりと定番のモチーフですな。最近は空飛ぶお魚ツイグーズが作品マスコットになってきたような気がします(可愛くない)。
    リュイさんはストイックというか、体動かすの楽しい! 鍛えるの大好き! 殴り合いヒャッハー! っていう感じですね。お化粧とか分かんないけど、すっぴんでも綺麗という得なタイプ。
    グイェンはなんかもう善性の塊ですね。フフ……

    ちなみに神灵に見捨てられ云々ですが、神灵に庇護される存在=魂を持ち死んでも生き返る普通の人間、です。そこから外れたニングは、ニングの神灵である霊母に従っていても、死ねば消えるし寿命も短い。差別もされるし、一般人から一段低い亜人間扱いとなります。

    そんなわけで、これからも関係性を深めていくジュイキンとグイェンのコンビをよろしくお願いいたします(もみ手)。

  • 胸中複雑にして甘味で買収される猫好きさん。
    今話のタイトル、素敵です。ストーリーそのままで。

    作者からの返信

    「タイトルがないと公開できない……」と苦しみながら付けたので、そう言っていただけると幸いです。あと、甘味(糖分)は安心感や多幸感を与えてくれるので、愛情不足の人は甘いものを欲する傾向が強いという説があったりするんで、そのへんが反映されてます。猫はかわいい。

  • 揚げ芋美味しそう!
    ニングは、輪廻の輪から外れてしまった存在なのでしょうか…? ジュイキンの感じる生死のこと、複雑で哀しそうで、ハラハラします。

    タグも、申し訳ございません、お手数をおかける形になりまして。
    今更ながら、植物機械に気付きました。今話の記述で、どんどんイメージが広がっていってます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。確か書いた時は、大学芋食べたいとか思っていた記憶があります。
    タグですが、編集しようとしたら「近代」とついているのに気づいたので、結局近現代に修正したものの、内容紹介とかのもうちょっと目につきやすい箇所にも修正を入れようと思います。出来るだけ誤解がないよう伝えるのは大事ですしね。魂の在り処を問うファンタジー、引き続きお楽しみくださいませ。

  • 突然お邪魔します。
    中華風というので、勝手に隋・唐あたりをイメージしてきたのですが… 違いますね。

    世界はうつくしい。痛いほどに伝わってきます。
    ジュイキンの心情も。
    是非お付き合いさせていただきたく、よろしくお願いします。

    作者からの返信

    初めまして、コメントありがとうございます。
    時代のほうはそうですね、ややこしいので少しタグ編集をして、事前にもっと近現代だと分かるように変えてみます。
    プロローグで気に入っていただけたなら、おおよそこのような物語になっていきますので、最後までお付き合いいただければ、それに勝る喜びはございません。ぜひ、こちらこそよろしくお願いいたします!

  • 弟が助かり、つかの間の幸せもスーバンが現れ、当然の報いとして、そして残酷な運命として三人を襲います。

    普通ならなんとしても、ウソをついででも追い払おうとするのに……ああ、フージュンは覚悟がきまっているから、「殺されても仕方ない」とわかって、それを正直に言ってしまうなんて……
    そしてメガネをはずさせてから… あーっ目が!あーっ!!目玉が!痛々しい…描写も痛々しい…外見描写じゃなくて内面の視点が…グロい…!こっちまで目が痛くなってきたぞう!
    そして使鬼を一瞬でねじふせ、フージュンの抵抗を……ああー…あああーー!!
    どうして来てしまった!しかしお前しか頼れるやつがいない!畜生やっちまえ!という2つの感情を抱かせるグの登場…
    スーバン視点だと確かにどうしようもないくらいにやるせない…
    トラウマを見抜いて即座に利用するスーバン、本当に強い、強敵すぎる…
    一貫してスキがない理由のある強さ、そして目的のブレなさ、かっこよくて絶望感を与えるまでの無慈悲さ…すごい

    グイェンの過去回想が本当に見ててつらい…
    この物語は一貫して「生と死」を描いてますが、グイェンの場合は生と死がどうこうと考える前に殺されても「死ねなかった」「生きたかった」ことを刻まれてしまったのが…どうしようもない…
    「その他には、まだ何も知らなかった。」この文章を見て愕然としますよ!何かを知る前に、何も状況をわからないまま死と暴力で刻まれて、殺すにむかない性格で、自分の生と他人の命を誰であれ同価値で扱うようになって…はじめにまず歪まされた…ああ…
    ジュイキンに会えてよかった…と思いつつもウワア!効果的に戦闘不能にされてる!本当にスーバンの圧倒的な強さがすごいですね…技術や武器や発想で相手をねじ伏せてるのがもう…これ勝てるの…?というかんじです


    スーバンの人間らしい表情!そして一人ごとをいいながら一人で納得しやがって!人間味あるなこいつ!
    以前見た? まさかはちだしゅうの時に拷問されたあたりで…?

    ああ!「……打神翻天。〝神灵を打ち倒し、天を翻す〟反動集団」!やっぱり天に翻す!
    カミを殺す心臓?本当に物騒に物騒なものだった!
    そしてカミを殺すとどうなるか……カミと人の魂は結びついてるのねなるほど(寿命をカミが定めてる時点でそうではあるが)
    なるほど、カミが倒して世界が崩れ結果的に不利益ではなく今すぐ影響が与えられるのか……
    ううん?カミという存在と力そのものは語られていたけれど寿命じゃないから死んでない人が出てきたり、カミそのものが具体的に言及されてないからいまいちこの段階だと発想がわからないな…

    八朶宗どうこう以前にそもそもカミ殺されたらニングが発生してしまい魂の理が狂ってしまいそうデスネー
    好き好んでこんな仕事をやるか? カミを殺すのが手段でなく目的? ああそうか、ニングだからもう関係ないか… カミを殺して天に翻し、ニングの為の世界を作るのかなあ、今のカミがおさめる世界はニングが除け者だから
    「だが、その数秒はこれまでの人生で最も長く、そして長引いて欲しい数秒間だ。」
    彼は必死に考えて、勝利の為に言葉を吐いたけど……兄の顔を見れなかった…ああやはり罪悪感が……

    そしてフージュンが!ああ!お前が僕を見捨てる番! ジュイキンの言葉をまさか贖いとして罰として…?
    違う、違うんだ聞いてあげてくれ! 死なないで!待って!となりました… 死に急ぎ野郎め……
    「僕は、ずっとお前に裁いて欲しかったんだ」やっぱりあの言葉を罰と……
    ジュイキンが……「ぼく」と、おそらくはまだ兄と共にいた時の口調で違うと叫んで……ここで言わなきゃダメだぜ!でも、もうダメなんだ、言ってしまったからもうフージュンは最後の一歩を踏み出してしまったんだ、もう死に向かっていた彼はいずれにしろ贖いの為に死ぬのでしょう、でもその最後の引き金が自身の言葉は……ジュイキンが背負うにも、誰が背負うにも重すぎる……


    頭がはねられたー!しかしその笑みは勝利を…… きっとフージュンは何も悔やむことはなかったし、ジュイキンの言葉で傷ついたとしてもそれ以上のものを得たのだろうなあ…本来はきっと、彼を救うことも彼と言葉をかわすこともなくフージュンは裁かれて死ぬと想っていたのだから…… にしたって…死に急ぎ野郎め…
    ああー!兄貴はグを信用していた!いけ!グ!頑張れ!お前だけが頼りだ!ジュイキンは動けないし!
    自分を犠牲に自爆して何するものぞ!全てが想定内なり!とでも言うと思ったかッ!!!
    グはどうだかわからないが、ジュイキンは後悔を抱え、スーバンは確かに長年の夢をとりのがし、しかしフージュンだけは……フージュンだけは賭けにかったのだ……
    弟に裁かれることを覚悟した彼が過ごした2日は、彼にとって救いになってくれたのか、ジュイキンにとってどうだったのか…… でもフージュンがこうしてジュイキンと過ごせて、兄弟として確かにお互いを受け入れられたのは、きっと二人にとって確かに救いになるはずだ……そう信じたい……
    過去が、いや、彼の覚悟が今、まさに彼自身を刈り取ったのだ…

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます! 七話はわりとグロ方面に振り切ってしまった作者です! なんか状況的にこうならざるを得なかった! キャラクターほぼ全員に酷いことしてるけど、違うんだ、酷い目に遭わせるのが目的なんじゃなくて、話を作っていたら酷い目に遭っていただけなんだ……私は悪くない……(別に責められてはいない)。

    神灵殺しのメリット・デメリットについては少々分かりづらかったというか、普通に説明不足でしたね、申し訳ない。「どっかで見たような」も合わせて、本日公開の最新エピソード、第十一話でそのへんが言及されますので、ぜひお確かめください。

    こういう感じで第一幕の物語はひとまずの区切りを迎えました。
    第二幕からは、またそこから新たな物語が動き出します。
    まだ連載中の本作ですが、ぜひ最後までお見届けいただければ幸いであります!

  • 忘生清宗 生きるのを忘れる、なんかすごいいい名前だなあ
    ジュイキンは小物の名前がいいんですよマジ… ボウショウ、うん、自然に読めるしすごい。
    異国の武器を振るうのいいよね…
    「切られたのは自分の呼吸であり、切ったのは光だ。」うわあすげえ!すげえ鋭さを感じる!
    刀の美しさを感じる描写だ… 刀だが氷のように、透けて別世界をもたらし、無垢と淫靡をもつ刀…やべーぞ!
    ああ、刀にニングをこめるのか、使鬼といい今までそういうことできたし武器にすることもできるのだなあ
    しかし刀に込めたところでどう…?

    ウワッうまそうな飯描写 故郷の味… 手作り?手作り?兄の…? 
    しかしうまそうだなじゅるりだぜ

    にあー!鳴き声がカワイイ!既にカワイイ!
    もう食べちゃったんだってジュイキンー猫に対して!アーカワイイだなあ
    グは大喜び!当然であることだなあ…そして兄貴がめっちゃ気を遣ってるのわかっちゃってるのだ…
    傷をみられてギクリしたり、兄貴を見ないようにしたり、なんかもう、なんかもうギクシャクだ…
    そして僕のせいだって言っちゃって… 私を憐れむなって反発しちゃってさあ!兄貴もさあ!
    「この人は、弟に拒絶されることに対して、とっくに覚悟を決めて割り切っているのだ。それに比べて、この自分の情けなさはどうしたことか!」ああ…
    そして僕のことは忘れてくれって… 弟への償いをできたらそれでいいって重すぎるし悲しすぎるよお兄ちゃん!
    「こうして生きているのだから、兄と和解するチャンスも、死人にはない権利だ。」
    生きると受け入れた…?ジュイキン…
    あーグが癒やしだ… なんかもう話がすすまない感じに一服の清涼剤


    「そして――贖罪の夜が訪れる。」
    アーッ!!!!アーッ!!!!!!!(のれんをくぐり店主に殴りかかろうとして自分の所業が彼らの人生を否定することに気づき恥じらいながら振り下ろした拳をすっと戻し血を拭い後ずさる)

    作者からの返信

     ああっお客様落ち着いてください、お客様あーっ(いや落ち着きは取り戻していますねすいません)。今回は元々一つの話を二つに分割したので短く、基本前フリです、はい。
     人身御供の刀はそのうちその真価が発揮されますです。
     鶏雑炊いいよね……

  • 第五話 二者択一の贖いへの応援コメント

    殺意ましましのスーバン先生だ… そうだな死んだら崩れるもんな…
    しかしスーバン先生殺意にあふれて殺すことしか考えてないな…それでありながらちゃんと剣だ…シンプルに強い…
    アーッ腹をおさえながらも自分も痛いだろうにそれでもジュンちゃんと呼びながら…健気…
    カンフーとか格闘術とかよくわからないけど体幹がしっかりするのは強いってわかるぜ!

    色つきの風!ハヤイ!青年って描写されるとスケベだな…
    おっと水道根!ウワーッそうか根だもんな…なるほどだぜ…
    本当こういう技術とか文化描写好きなのでこの世界観がもっと活かされてほしい…

    やはり殺すべきだったな…って天変地異と評価されるグィエン!ワオ!
    こういう強敵に評価されるのいいよね…浪漫だ…
    そしてバレた!アッハタチ前後にみえるんだ…ハタチ前後の子が中身ガチでガキいいよね…いい…
    七殺不死!またかっこいいワードがでたぞ!十魂十神といい神だの殺だのかっこいいワードつかって!そしてそれが似合うようなかっこいい戦闘やらなんやらをみせやがって!
    三人目!?一体だれのことだ…!ナルチャオライさんマジ小物らしい!命乞いをする金持ちでは?あっ露骨な舌打ち!なんか人間味あるひとになってきたな…
    無缺環ってそうなのか…というか魂がつながってないと他人の魂魄を消せれない?つながってない=無が魂を吸い込んで寿命に変換しつつ消す?(あたまがわるい)

    文化がうみだしたおぼろげな煙たい感じ!いいぞ!近代建築と楼閣やら鐘楼がならぶやつか…日本みたいにこう無秩序な…
    >青白い蒸気が月明かりとネオンの灯火に包まれ、高楼のはざまを揺蕩う様は、幽玄の仙境を見る心地だろう。
    きれいだなあ… よるになるときれいなんだろうな…

    そしてさらっと友達!地の文で友達!アーッダメダメ地の文ってことは"公式"じゃないですか!いいですねこういう… 友達まもるために必死なガキィ… いい…
    ゲーセン!ゲーセンあるのか!近代建築あるのだから当然か… ずっと中華でスチパンロンドンなイメージあったがそうだなあるよな…さらっと身体力のすごい描写…絶対これ映像でみたらかっこいいやつやん…ガシャーンって…
    横たえるスペースを確保するために足で床のほこりをこする描写!細かいけどそうだよなやるよなーって細かい描写…いいねえ…こういうさらっとした必要な描写そして動いたら絶対スケベな描写をさらっとやるのはいい…別にスケベじゃないですが


    感受性の高い子だ…いい子だなあ 元々自分の生命も他人の生命も悪人の生命もひとしく天秤にかけてしまう子だからねえ…
    あっ刃物こわいんだ…そうなのか… アッ尖った棒…ハイ…(ナイフだとおもってた)
    口にだしながらなんとかしてコワイものに立ち向かおうとしたり本当グィエンくん主人公だな…
    やはりジュイキンはヒロイン…?しかしトラウマに立ち向かう子もヒロインでは…?
    つまり二人ともヒーローでヒロイン!どちらも魅力的というわけでは?なるほどな…
    スゥー、ハァーッ!というかんじで覚悟をきめてまぶたをつむってなんとか取り出すグのこの描写…今まで明るい子だったのに露骨に曇ってるのが…そしてトラウマにたちむかってでも友達を助けようとするのがいい…
    「死んじゃやだよ」この子供らしい台詞がさあ…本当いい…(ろくろをまわしだす)
    ぼろぼろ泣いてる… それでも包帯つくって処置をすすめてるのが…トラウマに立ち向かうのが…いい…
    アッ中華パワ!内功を巡らす…!スーバンにいわれたとおりすごいものがあるといわれたのをここで活かす!
    髪の毛ふわってなってそうだなー
    あっ顔が変わって安堵のため息だ…そして直す方が得意だったのか…そしてそればかり…やさしい子だ…
    それなのに今までずっとニングをうちたおしてきたのが…
    自分の好きが役に立ったそのことがうれしい??つまり今まで役立ったことなかったの?ずっと得意じゃないことを…殺しをやらされて…
    はじめての友達 はじめての友達… そうだよなあ出生が出生だもんなあ…うわあ…つらい…

    アッ言葉が話せるくらいに回復した!よかった!内蔵鍛えられるんだ…内蔵とアナルだけは鍛えられないって聞いたのに…
    グちゃんの子供っぽい台詞…癒やし… アッひらがな文字になってる ジュイキンやっぱりまだ無理しないほうが…そして不穏な地の文…

    えっあっフージュン!?ジュイキンが苦しくなりながらも指示したのは兄貴の…?エッ
    「しょぼくれた犬」兄にすら犬扱いされるグ…
    「フージュンの目つきから、疑念と懸念と臆病風が払い落とされ、後には仕事にかける情熱が燃え上がった。」
    あーっ あーっ
    ここでまだ弟だと認識してないのにこうなるってめっちゃ兄貴いい人やん…
    うっす!うっす!かわいい!かわいいですね!
    あっ弟を認識した… 兄さん!兄さん呼び!
    ああ!そうさ! あの時ニングに襲われて逃げた兄が!見知らぬ青年グに兄だと告げた!ああ…!
    あっ 手を出しちゃうのか… スーバンさんに移植する予定だったそれを…
    ああーッタイトルをまさかこんな形で 兄貴と弟の再会のここで!
    元々弟に償うために手を出したものだから…そうか…そうだよな 弟救えなかったらそれこそダメなんだよな…ああ…
    樹械心臓だったのか…一体何をひきおこすんだすべてを殺すだなんてすごい名前だ…

    回想シーンダー!
    ミアキン!かわいい!もちもち!そして救い…今まで兄に世界に人々に拒絶された彼にとって拒絶されないことは救いだったのだな…よかった…兄に拒絶されたり兄と和解する前に殺されるかとおもったけどとにかく今はちゃんと二人とも呼び合えるようになったのよかった…もうこれだけで二人とも救いがある…
    「少なくとも、今はまだ。」兄を目の前にしてこの台詞!兄弟のこの… よかったね…
    でもこれ絶対兄貴狙われるやつじゃん死ぬじゃん!
    兄貴ヒロインじゃん!なんで男しかいないのにヒロインばっかりなの!
    今回の話も良かったです!

    作者からの返信

    ドーモ! いつも実況風感想ありがとうございます!
    ゲーセンはプロローグでもちょこっと言及されていますね。ちょいちょい現代的だったり未来的だったりします。
    峨嵋刺はなんかあまり知られてないんだみたいに最近やっと認識しましたすいません……そうだね武侠小説とかそっち界隈だよね。
    >内臓
    いわゆる筋肉とかを鍛えるのは外家拳(がいかけん)と呼ばれ、内臓などを鍛えるのが内家拳(ないかけん)と言うやつですね。後者は健康体操として知られる太極拳が有名ですが、太極拳もしっかりとした武術です。ファンタジーなんで超常能力が入ってますけれど。
    あとなんでこんなに野郎ばかりなんでしょうね! 最初に考えた時は登場人物が野郎しかいなかったんで、後から女性をねじ込みましたが、メインは結局男ばかりという。
    読んで頂きありがとうございます! 続きもどんどん更新していくよ!

  • 関係性深まってる……キテル……
    お姉さんエロいよね!

    作者からの返信

    惨劇を経ることで、否応なく関係は深まるのであった。良しにつけ悪しきにつけ……
    リュイの姐御はアスリートの健康的色気タイプだと思います。

  • やってくれたぜ。

    作者からの返信

    ふふ……これにて第一幕終了となりました。続きもぜひ御覧ください!

  • 作者様がTwitterで精力的に宣伝されているのを見て、読み始めた者です。
    web小説の閲覧に慣れていない私でも、尻込みせず気軽にサクサク読み進められる話数や文字数、そこに凝縮された展開と世界観に一気に引き込まれました。

    ジュイキンは二度死んだのですね。一度目はごく普通の人間としての人生、二度目は亡霊としての人生。
    奇しくも二度とも転機に兄が大きく関わっていて、ジュイキンが新たな心臓を得たあとの三度目の人生をどのように生きるのか、彼の中で兄の存在がどのような影響を与えていくのか、今後の展開に目が離せなくなりました。応援してます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! Web小説の世界には飛び込んで日が浅く、宣伝方法も試行錯誤の連続ですが、このようにまったく新規の方が作品を手にとって下さるというのは、とても励みになります!
    ジュイキンと兄の関わり、その生き方はまさしくこの話の軸となっております。第一幕で彼のオリジンとその延長は一旦終わりましたので、第二幕は彼の「第三の生」がこの世界をも揺るがす流れにつながっていくことになります。現在、鋭意執筆中ですので、一刻も早く更新出来るようがんばらせていただきます!



  • 今回は反動集団の剣客スーバンの登場、そしてグイェンとジュイキンが彼と交戦して…という話でした。

    以下細かい部分
    そういえば植物が建築物など産業に絡んでるなあ…と
    中華=木造という訳ではありませんがオリエンタルなイメージかつファンタジーさもあっていいですよね
    朽ち果てた鉄の棺桶ではなく朽ちはて機械を飲み込み野生に戻りゆく樹車の情景…なんかいいですよね…

    ニング集団である打神翻天が同胞であるはずのニングを道具にして利用する……
    彼らの徹底した非情さ……
    同時にディーディーが肉体を自動人形にすることで幽体化をなんとかできてることも表示されます。てっきり人造の一から作られた魂を人形に込めたニングですらないなにかかとおもってたら元々は生者だったのね。
    魂を込める、って使鬼も札に魂を込めてるから同じ原理なのかな? やっぱりあの御札消費期限あるんだろうか。
    ともかく、皆がそれでなんとかなるなら当然人形まみれになるところですが、そうそううまくいかないようで。
    それができるのは仙人であるローだけ。それだけの力を持ちながら決まりを破り俗世におりて…仙人はかなり中華味が高いですね…そして説得力がありますね…

    そして打神翻天の剣客、スーバンが登場!だれだあんたは!
    スーバンは人間相手にニングの悲願を託すことを気にしているようで(施術される側だし、というかニングの組織のトップなのに人間に協力者を求めるローさんがちょっと異端だったのだなあともここでわかります、仙人だからかニングや人間に対する感情も違うんだろうか。はちだしゅうはなんだかんだニングで周り固めてる分、やはり人間とニングは溝深いんでしょうね。)。
    贖罪者であることを把握した上で、信用できると断言するロー。

    スーバンの「いいだろう、お前の剣だからな」って台詞がかっこいい!お前の剣!お前の!!剣!!
    仕える主人に意見をする程度には盲目的どころかきちんと自分があり、そして主人がいいならと納得する……。
    それに剣であることをローも「我が愛しの剣」とよんでることから受け入れてるのだろうなあ
    なんだこの信頼感のある主従は…よいっですね…
    照準器!照準器!?メガネ!?



    場面はかわり、グイェンと一ヶ月がたった頃のジュイキン。
    グイェンの部屋には、子供らしいマンガ本やシールまみれや玩具など小学校低学年らしい趣味がいっぱい。
    その中にスケッチブックが……おお……
    ジュイキンもグイェン(とお師匠様、そしてお兄さんとの再会)であれから色々変わっていましたが、グイェンもジュイキンにであって趣味が増えるなど影響を受けてるのだなあーと。与えるものがあれば与えられるものもある、よい……
    ジュンちゃん呼ばわりされてる……
    「私の絵のことは忘れろ」と照れてるジュイキンかわいい!しかめてる!あのジュイキンが表情を!?ヒロインかな…

    そしてでかい仕事がやってくる。八朶宗は政府とつながり、国の不穏分子を狩る存在だった……
    まあ当然といえば当然というか、じゃないとイタレリつくせりでニングを保護できませんもんね…

    ジュイキンはきっと殺す方が多いともうわかっていて、グイェンにそれでもいいのかと尋ねると、グイェンが……
    考えて考えて、絞りだした言葉が「そうしなくちゃいけないんだ、・・・・・・だから、やるよ」という言葉が重い……
    そして命を等価値だからと考えるからこそ、悪くないひとを殺すことと、自分のようなおかしいものが生きてることは同じなんだ、と…… つまり
    あと身振り手振り多くてかわいいですね…やはり子供……
    地の文で「相棒」「頼りにしてるからな」…お世話係が!お世話係が!こうも!


    媽…媽京…(読めなくて挫折する)蒸気自動車!スチームパンクみ… 晶体樹から作られる星炭、次元歯車、そして電磁蒸気!今のところは武器やニングに関する物事に用いられたりはせず、あくまで産業用の道具としてのみ登場してるかんじですかね?ニングと晶体が何か関係あったらなーと思ったり思わなかったり。世界の産業描写だけってのはちょっと残念というか、単に関連がないと覚えづらいかなーと。

    あっ狙われてる人!スーバンさんも護衛にきた!
    無愛想すぎる…そして殺意を護衛対象にむけるとは… 本当にあの人以外には愛想がないおじさんだな…!
    世界観をぶちこわすほどの勢いでやってくるアトモスフィアクラッシャーだ!ワオ!
    連携プレイでナルはジュイキンが仕留める!
    …と思ったら使鬼がここで発動だ!しかしワンパンケーオー!強い!というかそもそも使鬼は使い捨てだけに物理が聞きづらい相手とはいえ弱い…?
    あっグイェンがあの殺意の塊に将来有望と評価されている!やはり不完全だったのか…しかし不完全ながらも足をひっぱらずなかなかのものということは……やはりつよいのでは…?

    あっ新しいギミックだ!幽体化したニングは本当に人権がないな…!まあ透明になってしまうし仕方ないのかもしれないが……
    スーバン!自分の武器が折れたのにそれすらも即座に友好的に扱うとは!恐ろしい男…そしてジュイキンがとうとう大怪我を!
    走馬灯が出ている!ダメだ!そしてグイェンのことを友達だと思っていたのだなあとさらっと出て…ああ相棒とも友達とも……抗議の声は届かずそのまま意識が……ジュイキン!ジュイキンー!!タイトル回収いつか来ると思ったらし、死んでる……!
    アッわかったね!魂が多いグイェンが魂を譲る展開ね!わかる!違ったらどうしよう!

    作者からの返信

    コメント第二弾、ありがとうございます! ディーディーのように人形の体で延命出来るタイプは稀な存在ですね。SF的に言うと、数少ない全身サイボーグの成功例みたいなものというか。
    そしてちょっと時間を飛ばしつつ、主人公たち二人の仲も少し深まりました、はい。読みづらい字はパールピークの漢字表記かな……?(なんか読み仮名とか追加するかもしれません)
    晶体とか電磁蒸気にはまあまだ色々あるのですが、当面の間は、背景の方はなんとなーくで流してもらってて大丈夫です。
    そして次回……次回は……ぜひ先を読んでその眼で確かめていただこう!!


  • 編集済

    ウワックソ長い 折りたたみ機能ないんですかね!

    主人公の兄の視点からスタートする今回のエピソード。ファンタジースチパン的な中華な世界観の中でもさらに浮いた異様な女の登場、そして打神翻天という反動集団の登場……一般人だったはずの兄フージュンはどうして彼女達と繋がったのか?前回までは弟がニングに変わり離れてしまったあと、罪悪感を抱えつつも俗世の一般人として生きてきた、主人公とある意味対比される存在でした。が、彼が実はそうではないことがわかります。
    彼女達とのつながりとは一体? どうして彼はそうなってしまったのか?気になりますね!
    そしてジュイキンとグイェンの仕事ぶりと、この世界の無情さを見ることとなります。ニングの生きづらさよ…!

    エピソード単位で感想つけられるのはいいねえ……細かくつけられる

    以下細かい部分
    夜明け前の空白を漂う、人間達の勝手の被害者たる灰魚から、
    この世界の発電所のあれとか空を漂う魚が存在するということとか人類の自分勝手とか感じる…無情さ…

    夜明けの描写が好きなんですよ…朝の澄んだ感じや、人が目覚め生活しだした時の生活感などを「生々しい雑味のある匂い」と表現するのすごいなあと思います
    兄貴の家螺旋階段あるんだ…中華って感じがする(雑味な感想)
    ここにきて中華ファンタジーと銘打ってはいるがさらにファンタジックでチャイナティックな明らかに怪しい神秘的なものに埋もれた女性!そしてチャイナ服めいたかわいい女の子!世界観が彼女達がいるだけで一気にかわり、明らかに「今までと違うやばいなにか」って感じがしますね

    そしてとうとうニング達のテロリスト登場!打神翻天という名称がなんかもう…四文字でよくもここまで言い表したな、という感じです。神を打ち倒し、天という理に翻る!彼らの目的であり、そして彼らが天に背かれた存在であることを同時に表すいい名前だとおもいます。

    弟の幻影を一瞬見ながらも、「万神万死天猟心母」という明らかに物騒な名前の金属の円筒を受け取るフージュン。全ての神を殺したりする……なんて名前だ!心意気があふれてる!天を猟るという部分も直後にローさんが言う辺り、かなりこの名前もノリノリで名付けられてそうですよね。
    この時点で、彼らのつながりに弟への罪悪感があることがもうわかりますね……。
    あとローの「天才外科医くん」って呼び方が、こう、年下扱いしてるお姉さんみたいですね……

    そしてニングが道具のように扱われていることを再び思い出させる「使鬼」という札。
    そう、ニングは幽体化してしまい消滅する儚い存在で、そして人からも差別され、こうしてニングのテロリストにも寿命が近いニングは道具のように縛られてしまうのです。彼らの待遇のひどさがここからまたわかってしまいます。私こういう世界観描写好きなのでやたらなんか言及してしまいますが、こういう道具の節々からニングの扱いわかるのは好きですね…。
    そして直後の「ニングは我らの同胞だが、すべてと仲睦まじいわけではないよ。我らの敵は多い。君は違うのかい、おともだち」というローのセリフ。
    同胞ではなくおともだちという柔らかいひらがなの表現…天才外科医くんといい、年下を相手にしたお姉さんみたいですね(二度目)

    そして、フージュンの「それじゃいつまで経っても、僕は僕のしたことを贖えない。時計の針を進めるんだ、未来へ、もっといい明日へ」という言葉。
    フージュンが目指すのはいい明日。贖う、時計の針が今まで止まっていたこと。そして弟の幻影。人間の体でありながら、汚れ仕事を請け負う覚悟。フージュンの弟への罪悪感と、それゆえの覚悟と、兄としての誇りのゆらぎ……ああ、いいお兄さんだったし、そう本人も振る舞おうとしていて、その振る舞いができなかった「あの時」のことをずっと引きずっていたんだな、と一連の描写で伝わります。
    なんだか不穏さを感じますねこの時点だと。

    さてと、場面は移り変わって物騒な血なまぐさい描写。寿命が近くなり、幽体化が近づくニングが命を食いつなぐためにたまたま出会った人間を襲います。必死に、必死に、怪物のようだと自覚するからこそ人間だと叫ぶ彼の言葉がカタカナで、ああもうこれダメだ!怪物じゃないか!と思わせますね。先程の「おともだち」といい表現がいいですね。
    そして傘で!傘で!傘を開いて盾にして!閉じて槍のようにグサ!ロマン武器だ!
    グイェンの特殊な生きたままの植物武器だ!力を通したらなんか変質する普段は普通の武器のやつ!浪漫武器だ!
    無言で!余裕に!敵を打ち倒したグイェンがちゃん付けで呼んだ途端にジュイキンが手加減加工の峨嵋刺を正確に額にあてて悶絶!実力差というか力関係がみえる……

    そしてこの直後の「師叔と呼べ、このたわけ」ですよ!この!たわけ!良い……この言い回しはいいぞ……「まだ息があったのかお前」って!それが許されるのは主人公に対してツンツンしてるクールなヒロインですよアナタ!というかさらっとなんですかジュイジュイって!なんであだ名で呼ぼうとするの!この軽妙なやりとりまるでここだけハーレム系ラノベ世界のようだ…ヒロインが唐傘を武器にする見た目よりも頭脳が幾分どころかかなり子供だけど……あれどっちがヒロインだ……?

    この2人のやりとりは特にこの作品の世界観から「浮く」んですよね。そこが悪いかどうかはわかりませんが……今までこの無情な死が遠くそして死が近い残酷な世界で生きてきたジュイキンにとって、このグイェンといるときはそのような世界を感じさせない会話が出来るという事、これはジュイキンにとってグイェンはかろうじてそういうコミカル方面へ、明るい世界へひっぱっていくという点で「いい相棒」なのだろうという描写だと思っています。足りないものを補う、まさにバディの理想関係ではないでしょうか。それはそれとして正反対のコンビはいい。

    そして八朶宗という存在を知らない一般人、ニングという存在への忌避感の源が「ニングになればその時点で終わり」というイメージ、ということなどどんどん世界観がわかっていきます。
    説明を受け、希望を得、喜び合う親子。それに対し実情を知ってるだけに……使えなければ結局は道具のように人格を剥奪してしまう事すらあるのを知っているからこそ冷たく、そして乾いた気持ちで見つめるジュイキン。寿命が来るまで死んでも蘇る人間達を気持ち悪い、と評したり、色々と考えている部分が生きづらそうな思考だなと思います。がんばれ、迷惑な少年が増えたけど!

    しかし、グイェンは、人助けしたことを喜び――そしてニングと親子の命を同価値に扱い、そして計算するという彼なりの死生観が見れます。それは彼の出生に原因があり、そして彼なりに結論をつけた結果……なんて明るくていい子なんだろう、バカな子じゃなかったんだ……。

    いぬ!犬という表現!そしてその犬の明るい笑顔から顔をそむける先程まで冷たく乾いた気持ちを抱いていた青年!あーダメダメ明と暗の対比です 自分にないその考えとその明るさに目をそむけてしまう……現場で生きてきただけに色々待遇も悪かっただけにニングとしてもおそらくかなり暗い方の考えをする彼には眩しすぎる……
    いつか彼も笑顔に笑い返す日がくるのでしょうか……?

    師姉!グイェンとこの人が絡むと途端にまるで世界観がハーレムラノベのような明るい感じに……八歳児とはいえ図体が図体だけにあかん絵面だこれー!!!?

    リュイとの会話で、ジュイキンがあくまで実利のためにグイェンの世話をしていたのであって別に面倒見がいいからではない、って……。「きっと」という言葉をつかって否定しようとしている……。今まで冷酷だったからそんなことはないと思って……?

    あっあのジュイキンがぽかんとして頭を撫でられるのに逆らえないだと!ルンガオ師父の事から皆が裏切り自分だけしか信じられなかった彼が、頼っていいのだぞ、とリュイに言われ、そしてそれを、信じてみようと思った……。彼が変わろうとしていくこのほんの少しの進歩の描写よき……
    それもこれもグイェンの世話があり、そしてグイェンの世話をするときに、兄のマネをしていたから……。
    そのきっかけは兄との再会であり、兄が見捨てた時に思う所があった彼が、兄に対してようやく彼なりの折り合いをつけられたのだな、と思うと……。
    そして兄に会おうとするジュイキン!弟の贖いのためになんかしようとする兄!
    早くしろジュイキン間に合わなくなってもしらんぞー!

    という風に、3話は別れた兄弟のすれ違いの話でした。
    あの日の罪悪感から時がとまったままの、贖いをしようと暗い世界へ踏み出す兄、フージュン。
    兄が日の当たる世界で生きていけると信じ、罪を赦し、針を前にすすめたジュイキン。
    3話でありながら、兄と弟のうまい対比がされています。前回の話もそうでしたが、エピソードごとに対比が組まれ、色々考えさせられるのが上手ですよね!

    作者からの返信

    ウオーッ熱い感想ありがとうございます!
     一つ一つの文章やキーワード、演出について事細かに語っていただけると、読者の方に作品がどのように受け止められているか分かるので、大変嬉しいです! まさかコメント欄がこんなに長文可能だったとは……。対比は毎回必ず入れているわけではないのですが、綺麗にまとめられると気持ちいいですね。
    これから先のことを思うと、どのように読んでいただけるのだろうなあとワクワクが止まりません。これからも本作をよろしくお願いいたします!

  • 面白くなってきましたね。
    フージュンは運命を受け入れられるのか。

    作者からの返信

    ふふふ……その答えは……次のエピソードで!

  • 第五話 二者択一の贖いへの応援コメント

    ジュイキンの死生観の描写があまりにも巧みでひっくり返りそう(´Д` )

    作者からの返信

    ありがとうございます! 前作もそうでしたが、死について考えることは、自分の中ではどうしても頭を離れないテーマのようですね。

  • 明日があることに喜ぶ人々をえがいたあとに寿命を全うするまで明日がある事を気持ち悪いと思ってしまう主人公のこの対比が…よいですよね…
    あと世界観がとてもファンタジーしてて中華で死生観が違うファンタジーでよい…よいとしかいえないんだけどきちんと違いや成り立ちや死に対する人々のその世界での反応をちゃんと描いてて好きです…

    作者からの返信

    ウオーッありがとうございます! 星を入れるまでレビューできない痒いところに、ほどよく? 収まる応援コメント機能ありがたし!
    神灵という特殊なシステムがある世界なので、そのへんで「異世界」を出していけたらいいなあという試みです。どうぞ続きもよろしくおつきあいくださいませ。

  • 素晴らしき偽中華!
    包拳礼とか実在したり武侠小説などでも見られる単語が出てきて、独自の世界観の中にも影響を受けたジャンルが垣間見得ますね。この舞台の中でどう話が展開していくのか、期待しています!

    作者からの返信

    基本は中華でいきますが、別に現実の中国に忠実なわけではないのでよろしくな! という心意気でジャンル分けいたしました。更新のたびに話が動いていくので、どうぞ最後まで見届けていただければ幸いです!

  • 来たか!
    ついにこの話が世に出るか!
    このお兄ちゃんの話も気になるのよねえ

    作者からの返信

    フフフ……この兄がどうなるかは……ぜひ最後まで見届けていただきたいッ。

  • すごいです。重厚感たっぷり。そこに一緒にいるかのような気持ちでドキドキしながら読みました。続きが読みたいです。

    作者からの返信

    さしあたり第一話が公開できました。今後ともペースを保って連載していけるようがんばりますので、最後までぜひご覧ください!

  • 設定がとんでもなく練られてるのがこの1話だけでわかる……!
    これからどんな物語になるのか期待ですね!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 説明しすぎて息切れにならないよう、配分に注意したいところです!

  • ものすごい期待感を詰め込んだ新作が始まったぞ∑(゚Д゚)

    作者からの返信

    ドーモ! まだ物語は本当に始まったばかり。速やかに次話も上げていきますので、どうぞ最後まで楽しんでいってくださいませ!