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面白かった。全体を通して、一定のまとまりがある。カクヨムでこうした作品に出会えるのは、珍しい。
殺戒者の欲求にはさっぱり共感できないが、それはそれ。
●コメントに返信をいただけるというのは想定外でした。ご丁寧にありがとうございます。コメントの返し方が良く分からないので、続きをこちらに。
体が腐る、理性を失う、感情を失う、記憶を失う、など。蘇りが何かしらの不完全さを伴うものであれば、私も殺戒者と同じように感じていたのかもしれませんが。この世界における蘇りの形は、思いの外綺麗なものでしたので。限られた人だけがその機会を得られるのだとしても、私としては許容できる代物でした。
だからジュイキンの先生に対する、あるいは親父さんのウォンに対する拒絶には、ちょっと共感できなかった。
一方で、ジュイキンの組織への反発には共感できますね。構成員に対する人格や記憶の操作となると、どうにも好ましくは思えないので。
物語に感謝を。これからも創作を楽しんでいただけると幸いです。
作者からの返信
コメントありがとうございます! 殺戒者関連の描写については、次回作への反省点ですね。書いていてとても楽しかった作品ですので、面白かったと言っていただけるのは作者冥利につきます。
よろしければ、お気軽に星なども入れていただけると、作者としても大変励みになります!
二周目、お邪魔しました。
最後を分かった上で読み始めて――一話の最初の段落で号泣を開始。
ずるいです。
グイェンの突き抜けた清廉さが切ない。お兄さんやリュイの後悔が切ない。ウォンの嘆きが切ない。
切ないけど、そこで膝を折らないで足掻いてくれるから、『美しい』と言い切れるのでしょうね。
夕陽の美しさは満足の現れなのでしょうか。
ジュイキンも、最期の時は『満足げな顔』であれと願います。
一生忘れられないだろう物語と出会えて、本当に幸せです。
有難うございます。
作者からの返信
再読とは……ありがとうございます! 色々未熟なところのある本作でしたが、この物語の中で生まれた彼ら自身のお話を書ききれたのは幸せな体験でした。彼らの道行きは辛く険しいものですが、それが自ら選び取ったものであり、そこに心通わす友がいることは、得難い幸せでもあります。
繰り返し読んでいただいた上このようなお褒めの言葉をいただき、作者冥利に尽きます……! 重ね重ね、ありがとうございました!