第2話生きている証
私は健のいる病院へといった。健は会いたいと言ったら、快く了解してくれた。私はドキドキしながら病室を開けた。
「健君だよね?」
私はドアの先にいた子供っぽさが残っている少年に向かってそういった。少年はやせ細っていた。すると健は
「うん。そうだよ。あなたは由紀さん?」
と返した。私はにっこりとわらって、
「そうだよ。」
といった。
それから健君としばらくしゃべった。しゃべってみて、健君のことがよくわかった。そして手紙では伝わらない健君の悩みや苦しみもわかった。健君と話せて本当に良かったと思った。そして最後にこう聞かれた。
「由紀さんはなぜ生きているの?生きている意味は?手紙にも書いたけど僕はないんだ。」
私は健君との話の中でそれは決まっていた。私はこう答えた。
「自分を知るために私はいきているの。自分をしれば生きる望みも希望もつたわってくるのよ。」
こう答えた。すると健君は
「そっか。でも僕もうすぐ死んじゃうんだ。そんなことかんがえられない。」
と返した。しかし私は
「あきらめないで。あきらめなければ生きる希望も望みもわかるから。」
健君はにっこり笑い
「うん」
と答えた。そして、私と健君との話が終わった。
今一度問う。あなたの生きる意味は何ですか?
生きる @kai256
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