御狐様にイメージを木っ端みじんにする傑作

小説や物語に出てくる狐ってどんなイメージでしょうか?

どちらかと言えばズルかったり、巧妙な罠を仕掛けたりと悪役です。

では、人間の女性に化けた狐と言えば?

切れ長の目でクールな美人? それとも妖艶に男を騙す女狐? ケモノ耳でフサフサ尻尾のロリ少女でしょうか。

ところがこの作品の御狐様はクールな美女でも妖艶な女狐でもケモノ耳で尻尾を生やしたロリ少女でもありません。

ダメダメな御狐様と男が「のじゃあ」と暮らすほのぼのした日常(?)のお話です。少し変わった御狐様を読みたい人はつまみ食いの感覚で読んでみてください。ついついつまんで完食すること間違いない作品です。 

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