短編で読みやすく、オチも綺麗です。登場人物の眼鏡ちゃんが、紙の本を大事にする理由を聞くと、可愛い子だな、って思っちゃいますね。
期待の新筐体と申します。きょうたい、と読みます。ただ自分が書きたいように書く、そんな自己満足が他の人を満足させる(ことができるかどうかは別として)なんて、小説…
素朴で美しい物語です。紙の本の価値だとか、文化の移り変わりの意味だとか、そういう堅苦しいテーマはさておき、こんな可愛らしい女の子に出会ってみたいと思いました。
こういったお話を読むと、紙の本の魅力とは何だろうと考えてしまいます。作品の中で「眼鏡ちゃん」がどのような答えを出したかを言ってしまうのは野暮というものですから、爽やかで可愛らしいストーリーだったこと…続きを読む
文中に出てくる『大鴉』の作者、エドガー・アラン・ポーは、短編小説の技法を確立した人物で、推理小説の創始者でもありますね。異常なまでの論理的思考と幻想的なまでの想像力に溢れていました。
人の数だけ本への接し方はある。だから、利便性だけで本を滅ぼすことは無理なのだという、不滅性のお話です。 ところで紙の書籍、味があるだけじゃなくてすごい利点があります。頑丈です。端末を破壊するには…続きを読む
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