壮大な世界観に独特の雰囲気を感じさせる作品。クトゥルフはあまり読んだことはないですが、岩盤のようなどっしりとした下地の上に確かな文章力が合わさり、重厚な物語が今にも始まりそうな短編でした。
邪神に弄ばれる小さきものに救いはあるのであろうか?
クトゥルフ物を読んだことないので、原作の影響がどれだけあるのか分かりませんが、海外翻訳のファンタジーを読んでいるようでした。文体が雰囲気があります。
細かい説明は不要です。 爽快な世界が拡がる息吹がここに。