4筋肉

「拳を痛めぬ為のメリケンサックを作って欲しい!」



城から一番近い所の武器屋に入り、陸奥は店主に言い放つ



「ひいぃっ!」



「出来るかっ?!」



「ひえっ!お、おおおお手お手てのサイズを採寸させてくださいぃ!!」



「相分かった!ほれ!計ってくれ!」



店主に向かって右手を出す陸奥。その手をみた店主は驚愕した。



(何なんだこの腕はっ!?)



まるで鋼鉄の塊にトレーラー用のゴムタイヤを巻き付けたような腕。固いだけではない。正に強硬。強堅。



(俺には分かる!この男に掛けるべきだと言うことに!)



「了解しました。全身全霊を持って製作に当たらせていただきますっ!」



「明後日の攻城戦に使う!それまでに出きるか!」



「明日の正午にもう一度来てください!最高の品をお渡しします!」



「ワッハッハ!それは楽しみだ!むぅぅ!筋っっ肉ゥゥゥゥ!!」



陸奥は見事な三角筋を見せつけ、店を後にする。



「よし!次は軽い運動でもするか!」



陸奥は再度城に向かった






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筋トレにハマり過ぎて異世界で最強の名を欲しいままにしてしまった ぷゅりぉめ @anderstand

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