第6話
「んん。。。。。。。。」
嗚呼
なんか居心地の悪い夢だったな
「おはよ蘭夏」
そういえば私いつから寝てるんだろ
「ふふっ。今の樒の気持ち当ててあげる
私いつから寝てるんだろって
思ってるでしょ」
ぐっっ
やっぱり蘭夏には敵わない
私と蘭夏との出会いは小学3年生の頃だった
私はお母さんが死んだ後
狐と人間の手によって
村から追い出された
私はひたすら歩いた
たまに同情の目を向ける人達が現れたが
そんな同情が欲しい訳じゃない
やめて
そんな目で私を見ないで
そんなこんなで
私はある町に着いたみたい
丘の上のベンチに腰掛けていると
とある女性から声を掛けられた
その女性が後の蘭夏の母親だと気ずく
たらしの男の子は人じゃない女の子に恋をする つくしんぼ @Tukushi
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