実は、その昔、ケータイ小説サイトやパピレスでも同様の試みをされていましたね。完結済みの作品をまず無料で投稿し、人気投票を行い、もっとも人気が出た作品を即有料化して、電子書籍で販売していました。
かなりシビアでしたね。ウケなければすぐ掲載終了されてました。
同じようにパブーでもキンドルで発売してみたり、同人誌ふうに値段をつけてみたり。
創作畑で本を作っていらっしゃるような方だと、案外応援の意味で買ってくださることも多いようですね。
でも、これだと同人になっちゃいますね。それではきっと夢がない。
カクヨムは出版社が拾い上げする、という意図を持って作ったサイトでしょうから、書く側としては、わくわくしながら拾い上げされるのを待つところ、なのかなあと思います。
好きな作家さんはいるのだけどなかなか目に見える形の支援がしたくてもできない、と二の足を踏んでいらっしゃる方々って、実はけっこういらっしゃるのではないかと思ってまして。
かといってレビューや感想となるとハードルが高くてなかなかできない。
そんな方々のための目に見える形が、ご提案のような形であってもいいのではないかと思ったことはあります。
小説業界にはあまり馴染みはありませんが、実のところ別の業界では作家支援などの動きが徐々に出てきてますからね。
ただし別の新たな問題が浮上する恐れもありますから、実際に導入するかどうかは慎重を期す必要はあるでしょう。とはいえ、提案の一つとしては議論のたたき台にはなると思います。
しかしそれにしましても……
元・書店員さまですか。なんだかシンパシーを感じてしまいます。
やはりどこの書店さんもしんどいのですね……
投稿サイトの有料化という意見には部分的に賛同します。ただ、もし投稿行為を有料化するならば、私自身は、有料化に見合うものは自分にとって何だろうと自問自答した上で態度を決めたいので、現段階では結論保留です。
さて、この建白書が完結していないにも関わらず、私が反応したのは、私自身の提案を12月に短編集のエピソードの1つとして発表する予定だからです。
既に作者の意見を拝聴した時点で、私が先週書いた提案内容が自力で発案した内容だと強弁しても、所詮は水掛論。無意味なんですが、折角、思い付いて書いたので、悪足掻きしておこうという、さもしい気持ちからです。
一方、下書きがあるなら早く公開しろよという指弾を招くのは重々承知しながらも、それは出来ません。何故ならIT難民の私には、途中でエピソードを挿入する方法が分からないからです。下手なことをすると、WORDの下書きとカクヨム投稿作品の間で通し番号が齟齬を来たし、私の手に負えなくなってしまう。
自分の作品紹介みたいで嫌なんですが、12月に勝負しましょう!