悪魔機構

@maguron

悪魔の正体無(ショータイム)

人類が誕生して早20万年が過ぎた。


現代では科学技術の発展とともに、人間の生存率は飛躍的に上昇し、いずれは100億人を超えることになるだろう。


しかし、我が日本では人口の上昇がストップになり現在に至る。


日本の人口減少は少子高齢化が原因でその基本は晩婚化、未婚化である。結婚をすれば幸せな家庭を育めるという、ドリームがあるが現実は、夫婦における、束縛や規制により、自由を縛られてしまうというジレンマにとらわれる人も多いだろう。


なぜ、人口減少について、この高橋(仮名)が解説しているかというと、実は上記の理由だけではないということを言いたいのである。


『悪魔機構』


すべての人間に潜在する、一種の思考である。


人間の思考はすべて自分の生育環境において取得すると考えられるが、実は極わずかなニュアンスではあるが、悪魔により、人間は支配されている。


悪魔機構から、放出される悪魔は人間に対してマイナスな影響を与える場合が多い。殺人、強姦、強盗。などのサイコ的な思考は自らの発育環境においてゆがんだ上の結果だと思われるが、一部は悪魔のせいでもある。


犯罪だけに、悪魔機構の効果は図られない。


日常生活において、気が狂ったように起こりだす、上司や

家に四六時中潜むヒキニートなどにも悪魔が潜在している場合が多い。


・悪魔機構と頒布条件


悪魔機構はランダムに個人個人に頒布される。


悪魔の多く宿られれば宿られるほど、本来の自分とは逸脱する、存在となってしまう。しかし、悪魔は潜在的な存在なため、個人に悪魔が宿ってるなんて理解できないのである。


つまり、悪魔の存在を今発見しているのは既存で高橋(仮)だけなのである。


・悪魔の発見


高橋(仮)が悪魔を発見した経緯を説明しよう。


 高橋はビジネスホテルにいた。出張などで疲労困憊だった。


早いうちに風呂を済ませ眠た。


「君は会社によってそこらじゅうに派遣されて、まるで飛行機のようだ。わしは悪魔機構の者だ。夢っていうのは大半の者が起床時に忘却されるからお前も忘れるかも知らんがな。お前は悪魔の個体数が潜在的に非常に多い。これは日本でも上位100人の部類に入る。ここまでのレベルだと自ら命を絶つレベルだ。このレベルの者によくわしは夢を通じてこの話を死にゆくのじゃが、悪魔潜在率の高い人間はまともに他者と会話のできないような、知的障害者や発達障害。またうつ病などをり患している場合が多く、まともに夢さえ見れる人も少ない。お前はこれだけ、悪魔の負荷を受けているのにもかかわらず、よくも悪魔の対峙しているよ。でも、君の中の悪魔はすごい増えている。ここ数日顕著にだ。解決方法はない。死ぬしかないな。悪魔に溺れ溺死するのも近いだろう」


高橋(仮)はビジネスホテルにて早朝、ネクタイで自殺しているのが発見された。


一章 完

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