読む専門です。
文体模写とオマージュからなる童話っぽさが、強めのSF的な内容を包んでいて、読みやすさにつながっていると思います。8話で「お?」と思う記述が地の文に1つあり、その謎が最終話で解けました。ということ…続きを読む
宇宙空間は、まっくらな中に星が瞬く。さながらそれは、寒々とした空間の中に理性の光がいくつも存在する世界のよう。本来三つだった、二つのAIと奇妙な言い争い。線路の如き平行線の数々。横浜駅SFに…続きを読む
ポスト宮沢賢治といったところでしょうか。湯葉氏は常に古臭い、しかし最も新しい世界を生み出し続けている。そんな気がします。
続きが楽しみです
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