南柯の夢に入るとき―登場人物紹介―

第一部・第二部『覚醒』『奔走』

松平容保（まつだいら　たかもり）　　　陸奥会津藩主。肥後守。数え年十九歳。通称：容さん

『俺』　　　　　　 　平成生まれの高校三年生。容さんに憑依。陸上バカ。

松平容敬（まつだいら　かたたか）　　　　容さん実父。故人。名君。通称：容パパ

静仙院（せいせんいん）　　　　　　 容さん実母。故人。加賀前田家出身。通称：容ママ

利（とし）姫　　　　　　　　容さん異母妹。十二歳。

大野冬馬（おおの　とうま）　　　　　会津藩上士。小姓頭。二十九歳。

山川兵衛重栄（やまかわ　ひょうえ　しげひさ）　　江戸家老兼傅役。七十二歳。通称：じい

西郷頼母近志（さいごう　たのも　ちかし）　　江戸家老。五十歳。藩内きっての名門。

西郷近直（さいごう　ちかのぶ）　　　　　会津藩上士。近志の嫡男。二十五歳。

横山主税常仁（よこやま　ちから　つねのり）　　江戸家老。五十七歳。

浅田忠兵衛（あさだ　ちゅうべえ）　　　 会津藩上士。小姓。二十四歳。

森粂之介（もり　くめのすけ）　　　　 　会津藩上士。小姓。十七歳。

高畑誠三郎（たかはた　せいざぶろう）　　　 会津藩下士。二十三歳。昌平黌の秀才。

磐田玄斎（いわた　げんさい）　　　　　会津藩御殿医。漢方医。三十四歳。

岩崎尚之介（いわさき　しょうのすけ）　　　 元出石藩士。蘭学者。十九歳。通称：尚ちゃん

ＴＥＲＵ（てる）姫　　　　　 容さん許嫁。和歌の師。

徳川家定（とくがわ　いえさだ）　　　　　第十三代将軍。三十一歳。通称：サダっち

徳川斉昭（とくがわ　なりあき）　　　　　水戸藩前藩主。五十五歳。幕末一のトラブルメーカー。

徳川慶福（とくがわ　よしとみ）　　　　　紀伊藩主。家定従弟。九歳。

徳川慶誠（とくがわ　よしなり）　　　　　御三卿・清水家当主。二十歳。

井伊直弼（いい　なおすけ）　　　　　近江彦根藩主。掃部頭（かもんのかみ）。溜詰。四十歳。容さんの後見人。

松平頼胤（まつだいら　よりたね）　　　　 讃岐高松藩主。讃岐守。溜詰。四十五歳。

阿部正弘（あべ　まさひろ）　　　　　備後福山藩主。伊勢守。老中首座。三十六歳。通称：塩大福

松平忠優（まつだいら　ただます）　　　　信濃上田藩主。伊賀守。老中。四十三歳。

松平乗全（まつだいら　のりやす）　　　　三河西尾藩主。和泉守。老中。六十一歳。

牧野忠雅（まきの　ただまさ）　　　　　越後長岡藩主。備前守。老中。五十八歳。

堀田正篤（ほった　まさよし）　　　　　下総佐倉藩主。備中守。溜詰。四十五歳。通称：テディ

島津斉彬（しまず　なりあきら）　　　　　薩摩藩主。薩摩守。四十六歳。通称：ナリさん

伊達宗城（だて　むねなり）　　　　　伊予宇和島藩主。伊予守。三十七歳。

山内豊信（やまうち　とよしげ）　　　　　土佐藩主。土佐守。二十八歳。

前田斉恭（まえだ　なりやす）　　　　　加賀藩主。加賀守。伯父。四十四歳。通称：オジキ

前田慶泰（まえだ　よしやす）　　　　　加賀藩世子。 筑前守。従兄。犬千代。二十五歳。通称：アニキ

池田慶宗（いけだ　よしたか）　　　　　鳥取藩主。因幡守。従兄。喬士郎（きょうしろう）。二十一歳。

浅野慶輝（あさの　よしてる）　　　　　安芸広島藩主。安芸守。幼なじみ。定之丞（さだのじょう）。十九歳。

岩瀬忠震（いわせ　ただなり）　　　　　幕臣。海防掛目付。三十七歳。

又一（またいち）　　　　　　　　幕臣。二十八歳。江戸城内における会津侯ＳＰ。

吉田寅次郎　　　 松陰。元・長州藩士。二十五歳。

村田良庵　　　　　千代田城ランニングクラブ監督。蘭学者。三十一歳。

姉小路　　　　　　上臈御年寄。大奥最高実力者。六十歳。通称：アネゴ

伊達邦仲（だて　くになか）　　　　　仙台藩主一門水沢邑主。二十五歳。通称：小源吾（ゲンちゃん）

嶋崎勝太　　　　　天然理心流三代目宗主近藤周介、猶子。二十一歳。

土方歳三　　　　　嶋崎弟弟子。二十歳。

吉之介　　　　　　　某藩御庭方。二十七歳。通称：壁