天下泰平のイメージがある江戸時代。
徳川家康によって開府された江戸幕府は、当初磐石とは言い難い体制基盤でありました。
その体制を盤石にしたのが、徳川三代将軍家光の治世。
主人公はその家光の弟として生まれます。
しかし、主人公に待ち受けている歴史は穏当なものではなく、主人公はその運命に抗うために色々と考えながら生きていくことを余儀なくされます。
兄との確執、父親との関係。そして兄に付いている小姓や乳母との関係。
主人公は頭を悩ませながらも、それらに対峙していくことになっていくのです。
続編が気になる終わり方をしていますので、続編を希望します。
長期間の連載お疲れ様でした。