セカイノオワリ

作者 影絵 企鵝

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★★★ Excellent!!!

機械に支配され、機械の定めた道を歩くことを義務付けられた世界で、ひょんなことからロックンロールに出会った男ミッシェルの物語。

ガチガチ骨太で、強くてかっこよくて、縛られない男のハードボイルドロックンロールを感じる事ができます。

「脅しじゃないぞ。今から俺はお前を苦しめて殺すつもりだが、お前の態度次第で譲歩してやると言っているんだ」

このセリフなんてとっても素敵ですわ。

★★★ Excellent!!!

近未来を舞台にした探偵もの。

煙草、銃、テロリスト、爆弾……といった
コトバが飛び交う物語。
主人公の凄腕探偵ミッシェルに、とある依頼が
舞い込むところから始まり――と

この手の小説の
ステレオタイプといってもいいような滑り出し。

作者は、無駄を削ぎ落としたクールな文体で
そういった世界観を見事に織り上げる。
この文体が、見事に決まっています。カッコいい。

でも、クールななかに「優しさ」を感じるのは
たぶん作者自身の個性なのでしょうね。
そこが、またいい。

約2万7000字。
漫画原作コンテストに合わせたのでしょうが、
もっと書き込んだ続編も読みたくなります。

★★ Very Good!!

コンピュータに支配された世界。
そこに逆らうようなロックな展開。
そして起こるテロ事件。
果たしてこの世界は正しいのか?
その疑問すら持つことは許されないのか?
全てはロックに集約する――

退廃した世界でテロ事件に立ち向かう刑事という要素に、ロックというスパイスが入り混じって、ハードボイルドな世界観が描かれています。
アメリカ映画のようなイメージで読んでいました。

クールさを求める方は、是非とも一読してみてはいかがでしょうか?

★★★ Excellent!!!

近未来の舞台は、本当に近い将来ありそうな風景で現実感がある。
容赦なく引き金を引く、ドSでロックな探偵ミッシェル。
でも意外と人情味もありそうで、魅力的。
爆破事件を仕組んでる組織を追う、今後の展開から目が離せません。
ハードボイルドSF、おススメです!