「メロウにメロメロ」なんて絶対に言わないぞっ!

この作者はズルい。
ヒロインのメロウを可愛く書くことを目標にしたとあるように、実際このメロウはかなり可愛い。
人魚型AIという特殊な存在で、通常はホログラムであり、触ることは出来ない。
が、主人公もデータとなる仮想空間の中ではお互いに触れることが出来、しかもこのメロウちゃん、わざとおっぱいを押し付けてきたりする。
イイ。実にイイ。とても私好みだ。
が、それだけにメロウというネーミングは、私に「メロウにメロメロです」と寒いオヤジギャグを言えといわんばかりで作者様のニヤついた顔が目に浮かぶ。
くそう、なんて卑怯なんだ。可愛いからメロメロだと言いたいのに、そんなオヤジギャグを言ってしまった日にはもう身も心も本当のオヤジになってしまうではないか。
言わん、絶対に言わないぞ、メロウにメロメロなんて死んでも言ってやるもんか。
てことで「メロウをペロペロしたいぉ」って言葉を送っておこうと思う。おおっ、語彙が豊かな日本語バンザイ!

なお、このレビューはふざけてますが、作品そのものはシリアスなSFものです。
最後までひとこと紹介を「2xxx年、人類は人魚と出会う」にしようかどうか迷いました。
まぁ、それでも本文は変わらないのですが(ぁ

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