小気味良いスピードの展開で文章表現も素晴らしく、読んでいて明らかに面白い。
だが。
だが何かが間違っている。
サブタイトルを見た賢明な読者諸氏なら既にお気づきであろう。
例えるなら漫画史上最強のキャラクター範◯勇◯郎がアニメ「一休さん」のどちて坊やと真剣勝負しているような、しかもそれが何故か成立しているような、更にそれがどっちが勝つか分からないカオスバトル、理不尽な異種異能格闘技になってしまっている。
「ヒャッハー!オレ様の小説の前にはこの世の理論や常識も無力だぁ!」という作者のオタケビが聞こえてきそうなこの作品の行き着く先は果たしてどこなのか。どこ、というよりどうなってしまうのか。
「そうきたかー!」が来るのか「それはないだろー!」となるのか。読者としては楽しみというより、期待と不安で心臓がバクバクしている
不安でたまらないので評価満点つけたいけど敢えて2つにした。安心して最終回が読めた時は星は増えるけど読者をしょい投げするような終わり方(多分こっちになると思う)になったら星は1つに減る。
作者よ、この脅しにビビッたら妙な真似をするなよ。いいなわかったな続き楽しみにしています