少しのSFと可能性が入り混じったミステリーの大作

級友の見舞いという、ささやかな頼まれごとから、物語は始まります。
連鎖する謎、得ていく手がかり、定期的にやってくる山場、解決後のやり切れなさ、そして少年少女の切なさと愛しさ。
それら全てが一級品。
長編なのに、気づいたら全部読み終わってました。
いやー、もうお金払いたいくらいの傑作です。

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