平凡な少年の少年がワトソン、テレパシー能力がある幼馴染みの少女がホームズのラノベ系ミステリと思いきや、実はテレパシーそのものが話の肝となった硬派なSFミステリ。SF設定周りがややリアル性に欠けるのは否めないが、作品世界を構成するロジック(ミステリ)は論理的で、また最後まで読者を惹き付ける筆力は見事です。
これはミステリーなんて言葉でもSFなんて言葉でも片付けられない。名づけるならば……「なんじゃこりゃ!」(名付けられない)普通にミステリーだと思って読み進めていくうちに、「いや、ちょっと待てよ、…続きを読む
とても読みやすい文章でありながらも、緻密な構成、衝撃の展開の連続と読書の楽しみを存分に味わえる一作となっております。主人公「宇佐美」君のクラスメイトが何者かに襲われ、頭部を怪我し意識不明の重体にな…続きを読む
序盤から意味深な伏線、上質なミステリーを期待させてくれます。 そしてその期待を「余裕で」越えてくれます(^_^) 次から次へと起こる急展開! 真相とともに明かされる衝撃の事実! 全てが終わ…続きを読む
次から次へと起こる事件、それに伴って判明する真実、ストーリーの運びがよくできていると思いました。 また話の背景となっている知識も興味深いもので、それらをストーリーと上手く融合させていると感じまし…続きを読む
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